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テーマ:中国旅行(478)
カテゴリ:中国旅行
お菓子を食べて少し落ち着いたら、 前川さんに電話しないと、という事で。 ホテルへ再び。 フロントに電話を掛けると申し入れると 「どこまで」 「え~っと(汗)北京の・・・」 「20元(540円)」 「え~?どうしてそんなに高いの!(汗)」 「ヤーチン!(怒)」 ヤーチン???(~。~;(~。~; 「電話をかける」と言う極めて日常的な行為が 何故こんなに高いのか、それに「ヤーチン」とは?? 「ヤーチン」=「押金(ya1 jin1)」=「保証金」 教科書にあったはずなのですが全然頭に入っておらず(汗) 後で何度も聞くのですが、この時に初めて耳にしました。 前払いの取りっぱぐれなし。 つまりは相手を信用してない前提のシステムです。 「使わなかった分は後で返す!」 吐き捨てるように説明を受け(←当時のサービス標準^^;) 迫力にタジタジになって、仕方なく従う事にしました。 本当に返してくれるのかドキドキしながらお金を渡すと 20元と明記した紙切れをくれ、「1号!(1番!)」 向こうにある電話機を、アゴで示されました^^; * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * ちゃんと話せるかな・・・(汗) 心配しながら 先ずは、前川先輩の寮の電話番号をプッシュ。 何回か呼び出し音が鳴った後、 「ウェイ?(もしもし?)」(←オジサンの声) 「あ・・・あの、是北京**大学留学生楼ロ馬?」(←ド緊張) (北京**大学留学生寮でしょうか?) 「・・・・・找誰 (ダレ呼ぶの)」(←無愛想) 私は教科書を思い出しながら、非常にたどたどしく 「あ、あの、我是日本的大学的アコ,請問前川先生在不在?」 (私、日本の大学のアコと申しますが、前川さんは、いらっしゃいますか?) 「等一下(ちょっと待って)」 ゴトッ・・・ と受話器を置く音がして、 (↑…保留ボタンは!?(~。~;…と思った) パスッパスッパスッ と向こうへ歩いて行く音がして (↑丸聞こえやけど!?(~。~;;…と思った) コンコーン! とドアをノックする音がして 「電話ー!!」 と声がして (←それだけかよ!?(`Д´;)…と思った) 「謝謝ー!」 と前川先輩らしき声がして、また パスッパスッパスッ と足音が今度は近づいて来て 「ウエイ!(もしもし)」 (←勢いが良い) 「あ・・・是前川先生ロ馬?(汗)」 (↑丸聞こえで、もう分かっているのだが念の為、確認) 「我就是!(僕です!)」(←やたら勢いが良い) 「前川先輩!どうも今晩は、アコです~・・・」 とまあ、こんな感じで電話が繋がって、 「お元気ですか?」とか「無事着いた?」とか 「どこに泊まってんの?」とかのやり取りがあって。 私達は天津港でリン先生に会って連れてきてもらった事や 寮を手配してもらった事を伝え、前川先輩は 「良かったじゃん」等とアッサリ言い。 一応 「迎えに来られると思って待っていたのですが…」遠慮気味に言うと 「迎えに行くって書いてなかったじゃな~い(笑)」 これも、アッサリ言われました^^; 翌日は8/4、 8月4日 PM1:30 北京、旧CITSの前で チィちゃん&ナオちゃん組と待ち合わせているので 前川先輩にも伝えると、是非合流する、との事。 そして電話が終わり、20元と書いた紙切れを回収され清算。 電話代は結局数元。 お釣りは10数元返ってきました。 とにかく無事に電話を掛けられた・・・(><; ホッとすると同時に ・・・変なシステム~~~~(疲) と、思いました。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 寮に戻って暫くすると、 管理人のオジサンが私達の部屋に来ました。 何か言ってるけど・・・ ・・・なまっててワカラン ^^; なので、書いてもらう事にしました。(↓実物ね) (お二人は1日宿泊費、計30元支払います。 明日は日曜日で、手続きしていません)←つまり今、払えって事。 これを見た時・・・ ・・・オジサン、字書けないの??(汗) と思った事を覚えています。 中国人の手書きの字って殆ど見た事なくって 今なら慣れてるから問題ないですが、この時は 何を書いてるのか、解読困難でした。 単語も習ってないの沢山あったし。 慌てて辞書を取り出して、ヨウコちゃんと手分けして 読める部分だけ調べ。 やっとこさ意味が分かって、1人15元を支払いました。 こうして、長い一日が終わりました。 昼食(船内) 350円、 【中国】スプライト 2.5元(68円)、宿代 15元(405円) 計823円 つづく。 この話は1991年の夏の出来事を書いています。 古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。 ↑ よろしければ是非、一回押してやってください。。 あの手書きの字は、今でこそ「あ~はいはい」みたいな感じですが、 当時は暗号に見えました^^; 「押金(保証金)」は日本でもホテル予約とかありますけどね、 でもあっちは「そんな事まで!?」みたいなのが多くて、 不信用社会、と言った気がしますね。今でもプリペイド多いしね。 それと…電話マナーの存在が「ない」のとか、筒抜けでも全く 気にしない、とか。その辺も基本的にあまり変わってないな。 会社とか、サービス業界はさすがに違ってきてますけど。 でも家庭レベルのマナー教育がなくて、 会社に入ってから生活かかってるから学ぶってのが、 マナー意識が育たない理由なんじゃないですかね。 やっぱ、子供の頃からの家庭の躾が一番だと思います。 でも環境がね・・・あ、いやいや政府が学校教育にマナー重視って 入れたら、すぐ実行できそうです。 ハンニチ教育頑張るより、先ずそれやった方がいいと思うけど。 さて翌日は、いよいよ天津を離れ北京へ、なのですが。 その前に、この時点で気付いた事や補足を書くかもしれません。 その場合のテーマは「教科書と生の中国語の違い」そして懐かしの「兌換券」。 扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。 私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/09/04 05:51:15 PM
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