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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2008/08/31
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テーマ:中国旅行(478)
カテゴリ:中国旅行


お菓子を食べて少し落ち着いたら、

前川さんに電話しないと、という事で。



ホテルへ再び。



フロントに電話を掛けると申し入れると



「どこまで」

「え~っと(汗)北京の・・・」



「20元(540円)」

「え~?どうしてそんなに高いの!(汗)」



「ヤーチン!(怒)」






ヤーチン???(~。~;(~。~;







「電話をかける」と言う極めて日常的な行為が

何故こんなに高いのか、それに「ヤーチン」とは??







「ヤーチン」=「押金(ya1 jin1)」=「保証金」

教科書にあったはずなのですが全然頭に入っておらず(汗)

後で何度も聞くのですが、この時に初めて耳にしました。





前払いの取りっぱぐれなし。

つまりは相手を信用してない前提のシステムです。




「使わなかった分は後で返す!」



吐き捨てるように説明を受け(←当時のサービス標準^^;)

迫力にタジタジになって、仕方なく従う事にしました。




本当に返してくれるのかドキドキしながらお金を渡すと

20元と明記した紙切れをくれ、「1号!(1番!)」

向こうにある電話機を、アゴで示されました^^;




* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *




ちゃんと話せるかな・・・(汗)




心配しながら

先ずは、前川先輩の寮の電話番号をプッシュ。




何回か呼び出し音が鳴った後、




「ウェイ?(もしもし?)」(←オジサンの声)

「あ・・・あの、是北京**大学留学生楼ロ馬?」(←ド緊張)
 (北京**大学留学生寮でしょうか?)




「・・・・・找誰 (ダレ呼ぶの)」(←無愛想)




私は教科書を思い出しながら、非常にたどたどしく



「あ、あの、我是日本的大学的アコ,請問前川先生在不在?」  
 (私、日本の大学のアコと申しますが、前川さんは、いらっしゃいますか?) 



「等一下(ちょっと待って)」






ゴトッ・・・






と受話器を置く音がして、

(↑…保留ボタンは!?(~。~;…と思った)




パスッパスッパスッ 



と向こうへ歩いて行く音がして

(↑丸聞こえやけど!?(~。~;;…と思った)





コンコーン! 



とドアをノックする音がして



「電話ー!!」



と声がして (←それだけかよ!?(`Д´;)…と思った)




「謝謝ー!」



と前川先輩らしき声がして、また



パスッパスッパスッ 



と足音が今度は近づいて来て






「ウエイ!(もしもし)」 (←勢いが良い)






「あ・・・是前川先生ロ馬?(汗)」

(↑丸聞こえで、もう分かっているのだが念の為、確認)





「我就是!(僕です!)」(←やたら勢いが良い)






「前川先輩!どうも今晩は、アコです~・・・」





とまあ、こんな感じで電話が繋がって、

「お元気ですか?」とか「無事着いた?」とか

「どこに泊まってんの?」とかのやり取りがあって。



私達は天津港でリン先生に会って連れてきてもらった事や

寮を手配してもらった事を伝え、前川先輩は

「良かったじゃん」等とアッサリ言い。





一応 「迎えに来られると思って待っていたのですが…」遠慮気味に言うと


「迎えに行くって書いてなかったじゃな~い(笑)」


これも、アッサリ言われました^^;





翌日は8/4、



8月4日 PM1:30 北京、旧CITSの前で





チィちゃん&ナオちゃん組と待ち合わせているので

前川先輩にも伝えると、是非合流する、との事。




そして電話が終わり、20元と書いた紙切れを回収され清算。

電話代は結局数元。

お釣りは10数元返ってきました。
 





とにかく無事に電話を掛けられた・・・(><;






ホッとすると同時に





・・・変なシステム~~~~(疲)






と、思いました。





* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *





寮に戻って暫くすると、


管理人のオジサンが私達の部屋に来ました。




何か言ってるけど・・・






・・・なまっててワカラン ^^;






なので、書いてもらう事にしました。(↓実物ね)



メモ.JPG


(お二人は1日宿泊費、計30元支払います。
明日は日曜日で、手続きしていません)←つまり今、払えって事。



これを見た時・・・





・・・オジサン、字書けないの??(汗)





と思った事を覚えています。





中国人の手書きの字って殆ど見た事なくって

今なら慣れてるから問題ないですが、この時は

何を書いてるのか、解読困難でした。



単語も習ってないの沢山あったし。


慌てて辞書を取り出して、ヨウコちゃんと手分けして

読める部分だけ調べ。

やっとこさ意味が分かって、1人15元を支払いました。




こうして、長い一日が終わりました。






昼食(船内) 350円、
【中国】スプライト 2.5元(68円)、宿代 15元(405円) 計823円





つづく。






この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




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あの手書きの字は、今でこそ「あ~はいはい」みたいな感じですが、
当時は暗号に見えました^^;


「押金(保証金)」は日本でもホテル予約とかありますけどね、
でもあっちは「そんな事まで!?」みたいなのが多くて、
不信用社会、と言った気がしますね。今でもプリペイド多いしね。

それと…電話マナーの存在が「ない」のとか、筒抜けでも全く
気にしない、とか。その辺も基本的にあまり変わってないな。
会社とか、サービス業界はさすがに違ってきてますけど。

でも家庭レベルのマナー教育がなくて、
会社に入ってから生活かかってるから学ぶってのが、
マナー意識が育たない理由なんじゃないですかね。

やっぱ、子供の頃からの家庭の躾が一番だと思います。
でも環境がね・・・あ、いやいや政府が学校教育にマナー重視って
入れたら、すぐ実行できそうです。

ハンニチ教育頑張るより、先ずそれやった方がいいと思うけど。



さて翌日は、いよいよ天津を離れ北京へ、なのですが。

その前に、この時点で気付いた事や補足を書くかもしれません。

その場合のテーマは「教科書と生の中国語の違い」そして懐かしの「兌換券」。




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最終更新日  2008/09/04 05:51:15 PM
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