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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2008/09/05
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テーマ:中国旅行(478)
カテゴリ:中国旅行



見事な完全無視を食らったものの、

まだまだ私は余裕だった。



ま、そういう人もいるだろう。



さっきは、たまたま程度のひどい人に当たっただけで

そうじゃない人だって、いるはずだ。



なので、全くめげず次々に声を掛けた。

スカート履いて、荷物持って居ない人。

日傘差してる人。

とにかく地元の人っぽい人に。



しかし結果は芳しくなかった。

取り合えず足は止めてくれるけれど





「那辺児・・・!(あっち!)(・・)」


方向を指差して、一言だけ教えてくれたり。





「這辺児走一会児,有十字路口児往左辺児・・・」


アル化(巻き舌)だらけで、何言ってるかワカラン(疲)





「あ~~~~!!??」


普通に聞き返して・・・(悲)






ヨウコちゃんもそのうち参加、

行商スタイルで二人、頑張ったんですが




まあ、




全然駄目だったって事ですね・・・(-.-;






とにかく邪険にされる。


冷たい。

無視も多い。


こんなに他人の親切をアテにできんとは・・・



冷たくされる情けなさで

さすがに気も滅入ってきた(--;






その時、一人のオジサンが




「May I help you?」




声を掛けてきました。

白いTシャツに、白い短パンに、白いキャップを被っていたと思います。




私とヨウコちゃんは途端に(▼”▼;(▼.▼;;


警戒心に満ち満ちた表情でオジサンを見て、後ずさりました。




するとオジサンは 「Don't worry!」




近づいてきて地図を覗き込み


「Where do you want to go?」





「あ・・・**番のバス停です」(←中国語)


「それなら、真っ直ぐ行って・・・」(←中国語)





このオジサンは、道案内の人らしかったです。




自分は、外国人の旅行者が迷っていると、

道を教えるんだ、と言っていました。




道端に椅子を出して座っていましたから

どうやら、いつもそのポジションにいるようでした。(仕事?)




自分が怪しまれるのにが分かっていて

私達の警戒心を解こうと 「私はただ道を教えるだけだ」と

何度も言っていました。




最後に 「Good luck!」 とオジサンが手を上げて

学校の先生みたいに言ったので


こちらは生徒のように微笑みながら手を振って別れたのですが。






親切な人が、あまりにもいなかったので


親切な人を却って怪しんでしまって、申し訳なかったです。






そして道案内のオジサンの言う通りに歩いて



でも、駄目でした。






広~い道のハタで、立ち尽くしました。





目の前に

1メートルはありそうな、陽炎が立ち上ってました。






コンクリのだだっぴろい道路だから、視界が白っぽいんですね。


それに砂ぼこりが沢山で、黄色っぽくもある。




そこに、1M以上の陽炎が一面に立ちのぼっている。






蜃気楼が出るんじゃないか、と思いました。




オアシスとかラクダとか


・・・あ、大阪城が出たら、ビックリするな





そのくらい高温に感じました。



湿気がないので、そう暑さは感じないのですが


歩く度に体力をかなり消耗しているのは分かりました。


行商スタイルだから、背中の荷物も数キロあるし。





このままウロウロしてたら、きっと突然



 バ タ ッ ! と倒れてしまうな。



そう確信するくらいの、暑さでした。







・・・もう疲れた。





やるだけやったし、


もう次の手、と思いました。




人に道を聞くのはもう飽きたし、というか成果なかったし



ここは 命 優 先 で次の手段。






さっきから、ずっとこっちを見ていて


時々声掛けてくるオッサン・・・




クモの巣にわざわざかかるのは不本意でしたが


仕方ありません。





自力も他人の好意もアテにならんなら、


後は、金払って便利を取る。







TAXIに、乗ろう。(緊張)








つづく。







この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




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どうしてあんなにバス停に行けなかったのか分かりませんが、

とうとうギブアップしました^^;

TAXIに乗ります。

でも当時のTAXIは怪しいと聞いていたし、

先ずオッサンが怪しさ全開でしたから、緊張しました。



それにしても、あの時はとても高温でした。

北方って冬は寒くて夏は涼しいと勝手に思っていましたが

あの高温は、命に関わると思いました。

暑さはあまり感じないので、知らないウチに、どんどん体力が奪われる感覚です。

北京オリンピックでマラソンの人が沢山棄権したのも

高温でやられたのなら、よく理解できます。



そして不思議だったのが、あの道案内の英語のオジサン。

後で考えたら前年の1990年にアジア競技大会が北京で行われたので


(何故覚えているかと言うと、開会式のラジオ放送を授業でヒヤリングしたからです。

ついでに言うと、その時のアナウンサーは北京五輪の開会式で

中国語アナウンスをしていた人の声と同じと思います。あれはダレなんだろう?



その影響で国際化推進の意味もあるのかな、と思いました。

急に英語ですから、驚きでしたけど。

笑顔はなく終始、真顔で、ホッとする所はなかったですが。

でも、あの人だけでした、普通に道を教えてくれたのは。




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最終更新日  2008/09/09 12:52:21 PM
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