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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2008/09/08
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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国旅行


エレベーターで上に上がると、小さなカウンターがあり

そこに誰かが座っていましたが、

エレベーターの音で、こちらを振り返りました。



無表情のギョロ目オバチャン。



私達を上から下まで見ると 「幾号房(何号室)」

愛想も何もない声で聞きました。



手には、輪っかに通した沢山のカギを持っています。



その異様な様子にビビッてしまって、

慌ててチェックインした紙を見せると



着いて来い!



みたいにアゴを前方にやって、

オバチャンはガニ股で私達の前を歩きました。




そして701号室の前で(ガニ股で)立ち止まり、

やる気なさげにカギを開けると



ほら、入りな!



みたいに、またアゴで指図 ^^;して

ドアを開けてくれました。





その有無を言わせぬ迫力に



「ああ、はぁ、どうも(汗)」



こちらがすっかりヘコヘコしてしまいました。




オバチャンは、そのまま去ろうとするので




「あの~・・・(汗)」



と私がオバチャンが持っているカギを指差して

「私にくれ^^;」というジェスチャーをすると




「これは、やれん!」




・・・一言で終わりました(・・;(・・;





「え・・・じゃあ、関門?関門?(ドアを閉める?)」





ドアを何度か閉める振りをし、




ドアはどうやってロックするんですか?




と聞くと、『内側のポッチを押して閉めろ』と

ジェスチャーで説明がありました。




「あ~~~~~」




私とヨウコちゃんはオーバーに感心した振りをして

オバチャンに合わせましたが、オバチャンはニコリともせずに

立ち去ろうとする。




「あの・・・謝謝!^▽^;;」




愛想良くしておくに越した事がないと

可愛くお礼を言ったのですが






・・・無反応






でした。





ハァ~なんかも~

ワッケわからんな、ここの人らは~(悩)





TAXIのオッサンみたいに、ある程度愛想はあるけど

怪しさ満載の人がおるかと思えば


道聞いた時やこのカギの人みたいに

ニコリともせんオバハンもおる。





変な人ばっかりやな~(ーー;





そして荷物を部屋に置いて、少し眠って休んだ後(←疲れてた)


荷物の南京錠を確認し(←部屋の中でも安心できない)

腹巻に貴重品が入っている事をしっかり確認して

またお出かけです。





待ち合わせがあるから。





8月4日 PM1:30 北京、旧CITSの前で





* * * * * * * * * * * * * * * * *





今度は道に迷わず、

スムーズに待ち合わせ場所に着きました。

(↑ほぼ100%、ヨウコちゃんのお陰。)




旧CITSがあったホテルの前でヨウコちゃんと二人で、

チイちゃん&ナオちゃん組と、前川先輩を待っていました。




割と人通りの多い所で。

人待ち顔をしていると

人力のオッチャンが声を掛けてきました。



「CITSは別の所に移ったぞ、乗るか?」



我々は目を合わさないようにして

「不要~(いらな~い)」と即、断り。





1時半になりました。

が、ダレも来ない?





腕時計をチラチラ見ていると、また人力のオッチャンが来ました。




「乗らないか?」

「不要・・・(いらない)」



「誰か待ってるのか?」

「うん」



「男の子か?女の子か?」

「え・・・(~~;」






なんで、あんたにイチイチ言わなアカンねん(▼.▼*)






向こうから話し掛けてくる人は、下心がある。






そう思って、目を逸らしました(汗)





でもオッチャンは気にしない風で



「男の子か?女の子か?」



また聞いてくるので



「女の子、二人・・・(~~;」

「さっき男の子3人がここで誰か待ってたけど、違うか?」



「違う」




オッチャンは、どっかへ行ってしまいました。






ハァ~良かった(汗)

しつこくされなくて。







暫くして、またオッチャンが来て




「女の子二人、あっちで待ってるよ」



・・・(~~;(~~;





こっちに来い、と手招きするので

距離を置いて(←警戒してる)着いて行くと






「あ~~~!!(喜)」






見覚えのある二人が、こっち向いて驚いていました^▽^;;






オッチャン、ゴ~メンゴメン^▽^;;

疑ってさ~

いや~会わせてくれて有難う~






そういう顔で 「謝謝~♪^▽^;;」 とお礼を言うと






「要不要!?(乗るか!?)(゜▽゜;) 」





ここぞとばかりに売り込んできたので






「不要(いらん)( ̄  ̄)」 





キッパリ断りました。





オッチャンはガッカリ。




悪いな、とは思ってるけど・・・


この辺ブラブラしようと思ってたからさ。


ゴメンね、アハハ(^▽^;;





そういう顔で、バイバイしました。




オッチャンは肩を落として、

また他の客を探しに行ったようでした ^^;





その後、前川先輩を20分ほど待っていましたが姿が見えず。


時間も2時半に近くなったので諦める事にしました。



取り敢えず食事でもしようと

KFC(ケンタッキーフライドチキン)にいく事にしました。




さて、当時のKFCの様子は如何に?








つづく。








この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




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↑ よろしければ是非、一回押してやってください。。



■カギの管理システムは、北京の他のホテルでも同じで
カギはオバチャンが管理していました。存在の意味がよく分かりませんでしたが

もしかしたら顧客管理してたのかな?

当時は男女宿泊するのに「結婚証明書」がないと宿泊できない規定があったり
建前は固かったし。今は随分自由になってるんでしょうけど。

上海では多分カギくれたと思うけど…忘れました^^;


■友達がいるのを教えてくれた人力のオッチャンには気の毒な事しました。

でも、こういう親切なオッチャンに限ってタイミング悪いというかね、
ホントゴメンって感じ^^;



■そして待ち合わせに前川先輩は現れませんでした。

どこで何やってんですか?(汗)

待ってられないんで、御飯食べに行ってきます^^;




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最終更新日  2008/09/11 11:51:19 PM
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