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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2008/09/11
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テーマ:中国旅行(478)
カテゴリ:中国旅行



ホテルの従業員(制服着てたので分かった)

のスッピン美人に「お話ししよう」と誘われ、ロビーの椅子に座りました。




スッピン 「何じんなの?」

私達 「日本人です」


スッピン 「へぇ~私、初めて会った」

私達 「へへっ(*^^*)(*^^*)」


スッピン 「中国語、上手ね」

私達 「学校で勉強してるから・・・(*^^*)(*^^*)」


スッピン 「留学生?」

私達 「旅行です(*^^*)(*^^*)」


スッピン 「二人で?」

私達 「はい(*^^*)(*^^*)」




などなど。





・・・書くと、こうなるんですけど。




でも実際はこんなにスムーズじゃなくて

何度も聞き返したり、回答もたどたどしかったり。




スッピン美人はまだ綺麗な発音だったので

聞き取りやすかったけど。でも、それでも

生の中国語だと知らない単語が沢山出てくるので

ヨウコちゃんは途中で、辞書を取りに部屋へ走りました(!)




私もヨウコちゃんも、とても張り切っていて。

自分が勉強した言葉を実践で使って

それが通じている、本当に楽しかったです。




中国人が話す中国語って言うのは、

当たり前だけど間違いがない。

発音の違いや訛りはあるけれど、でも全て中国語。

私にとってはネイティブの人は全て中国語の先生に、なり得るわけです。



私が勉強中の普通語を、何の間違いもなく話せる人が目の前にいる。

・・・すごい!



自然と尊敬の念が湧き、態度も礼儀正しくなりました。

変ですかね?

でも語学系の私は、そういう心境でした。




スッピン美人は脚を組んで座り、且つ頬杖をつきながら

話をするっていうリラックス状態でした。




元々接客業でも当時は大体、日本に比べると

緊張感ゼロどころかマイナス100くらいだったので

その辺は全く気になりませんでした。



スッピン美人には、普通の表情がありました。

私達に比べると表情は乏しいけれど、

軽めに驚きの表情(ちょっと眉が上に上がる)や

微笑み(口元が上がる)もあって。

スッピン美人の表情に感情が表れている事に、安堵しました。




『こういう人も、いるんやね。(ホッ)』




北京に入ってから、あまりにも表情がない人達ばかりだったから

こうやって普通に笑ったり、驚いたりする人と

世間話が出来るのも嬉しくて仕方なかった。




ヨウコちゃんと私は、どっちが早く聞き取れるか

どっちが早く反応できるか、みたいな所で

ちょっとしたライバル心もあったりしてね^^;




そんなハイテンションの中、スッピン美人が

「何か御土産でも買っていかない?」って言うものだから

ショーウインドウを一応見て。




おおっ!!(驚)




と思った一品が。



are.jpg



あの 101(イチマルイチ) が、あったんです!

(↑80年代末(?)日本でも、すごく流行った所謂「毛生え薬」)




確か、50元くらいだったと思う。

って事は、当時約1,350円。

バックパッカーの立場としては、えらい出費だけど

テンション高かったのと、父親へのいい土産だ、と思って

私、買っちゃいましたよ(汗)

(父は当時、毛はまだまだあったけど、無難な御土産として)




この時、売店はもう閉まってたけどスッピン美人が

「買うの?大丈夫、ちょっと待ってて!」って

わざわざレジの人呼んで来てくれて、とても親切にしてくれました。




これ、パッケージは変わってるけどまだ売ってますよ。

現在、日本語サイトのネットショップで見たら税込みで約3,000円でした。




* * * * * * * * * * * * * * * * *




そんなハイテンションで会話が弾む中

他の中国人がロビーにやってきました。



色の浅黒い、赤いポロシャツ&スラックス姿の

40歳くらいのオッサンと(←泊り客)

ホテルの従業員の兄ちゃん(厨房の制服来てた)。




オッサン 「おう!何やってんだ!」

スッピン 「日本人とお話ししてるのよ♪」



オッサン 「へぇ~日本人か(ポケットに手を入れたまま私達をジロジロ見る)」

      俺も話していいか?」



スッピン 「(私達に)いい?」

私達 「・・・あ、はい(汗)」





このオッサン、妙に目つきが鋭くて違和感ありました。

口は笑っているけど目は笑っていないタイプ。


すぐに『この人、あんまり・・・』とピンと来ましたが


流れからして断りにくくOKしました。




オッサンは一緒に椅子に座って、タバコを取り出し

「いるか?」 と私達に聞くので、私達は断り。(←私は当時非喫煙者)

オッサンはタバコをすい始めました。



従業員の兄ちゃん(制服着てた)は立ったまま壁にもたれて

一応、輪の中に入っていました。





オッサン 「中国語、うまいじゃないか!(・o・)y。o○」

私達 「あ、はい。専門だから・・・(汗)」




オッサン 「これ、何て言うか分かるか?(椅子を指差す)」

私達 「イーズ・・・(汗)」




オッサン 「おおっ!(驚)すごいじゃないか、じゃ、これは?(机を指差す)」

私達 「チュオーズ・・・(汗)」





何か・・・雰囲気がガラッと変わってしまって

一気にオッサンペースになりました(汗)





そしてこの後オッサンは、

耳を疑うような事を言うのです。






つづく。






この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




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■101(イチマルイチ)は、懐かしいでしょう~(笑)

1991年当時は、ブームはもう終わった頃だったので、どうかと思いましたが
当時は中国土産って言っても他に「ええもん」って思いつかなかったし
話の種に、というのもありました。

ホテルだから割高だったとは思いますけど、50元しましたもんね。
ちょっと勇気が要りました^^;

父にあげた後、どうなるのか、それはまた後述します。

■101もA,B,C…とあるようで、それぞれ用途が違っていて。
私が買った101Bは、抜け毛予防と育毛効果があったと思います。

本国ではまだまだ健在で、写真探しに先ず中国語のサイトを見たのですが、
一杯写真出てきて通信販売されていました。

ただパッケージが変わっていて残念…と思っていたら、
日本語サイトで旧パッケージの写真を見つけたので「あ~これこれ」と。

■そして、後から登場したオッサンと兄ちゃん。

このオッサン、初対面なのに、ホントすごい事言いますよ^^;

それに対する私の反応が、また変です(汗)


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最終更新日  2008/09/14 02:41:39 PM
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