CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行
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翌朝。 8時くらいに起きましたかね・・・ ヨウコちゃんの表情は早速暗くて どうしようかと思いました(--; 普通は、そんな反応になるよな・・・女の子だし(汗) でもまあ、今日は前川先輩にも会うし、どうにかなるかな 思いながら朝食へ。 食堂へ行く間に中庭がありました。 そう、このホテルは四合院を活用したホテルだったのです。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 四合院・・・中国の伝統的家屋建築。 中国の華北地方以北及び西北地方に多く見られるが、 特に北京市街ではその多くが胡同に面し、 昔ながらの風景をしのばせる物として著名。 画像では こんな風に真ん中に中庭があって、それを四角に囲むように 家屋のある建築方式なんですが どの方角に門を置いて、とか どこが居間で、とか、台所で、とか 細かいきまりがあるそうです。 北京オリンピックの為に、胡同や古い街並みを かなりぶち壊したようですが勿体無いですね。 後で 「しまった!」 と思って再現しても意味ありませんからね。 文化的歴史建築物は時間が価値なんですから(汗) 上海バンドの建築物も古いからこそ価値があるのに。 古いものにばかりこだわるのもアレですが 守るべきものはあると思うんですよ、色んな意味で。 今この世に生きている人にしても ふと振り返った時に原風景が見当たらないのって 人として寂しいと思う。 新しけりゃいいってもんじゃないと思うんですがね。。 四合院、私は詳しくないので解説できませんが ご興味ある方は 「四合院」 で検索されると沢山でてきますので是非。 中国文化と、それに伴う中国人の生活風景が感じられて面白いと思います。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * さて食堂。 先ずは昨夜のオッサンがいないか私が確認して。 いなかったのでヨウコちゃんを手招きして呼びました。 でも兄ちゃんはいました(!)(←食堂給仕係) 「早上好(おはようございます)」 と挨拶すると 兄ちゃんは軽く会釈して、ヨソヨソしくすぐ行ってしまったので 『ああ、忙しいのか』 と席へ。 朝食に何があったか忘れましたが マントウ(中国式蒸しパン)あったかな? 私達はお粥を食べました。 中国でお粥・・・って言うだけで、「っぽい」から ちょっと嬉しかったりして(*^^*) 食べていると兄ちゃんが漬物を持って来て 「これと食べると美味しい」 と勧めてくれたので 「謝謝^^」 と頂きました。 そして 少しかがんで 「給我写信 (手紙書いてくれ) 」 小声で私に。 ・・・(考)・・・(~~; 「いいよ、分かった。あなたの住所は?(小声)」 「このホテルの住所で (小声)」 ・・・なんで小声なの?(汗) 思いながらも会話は続く。 「あなたの名前は?(小声)」 「ラオチエン(小声) 」 「え?(汗)ラオ・・・?(小声)」 兄ちゃんは、そこらの紙に 「饒 健」(←実際は簡体字)と書いて 素早く私に渡したので、私は手の中に握りこみました。 そして兄ちゃんは、また目配せして去っていきました。 饒 rao(2声) ラオ という苗字の人は初めてだったので、 この小声のやり取りは、とても印象的でした。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * ホテルを退房(チェックアウト)し また行商スタイルで街中へ。 バスで移動し、北京飯店に到着。 ロビーは冷房が効いていて快適でしたが ホンマに前川先輩、来るんやろうな~(不安) とても不安でした。 チイちゃん達は誘ったけど別の予定がある、と 来ないとの事で、ヨウコちゃんと二人でした。 これで何度目になるのかな? 港は省くとして、 旧CITSの前、と ホテルに来るって言って来なくて 3度目か(!) もうホンマに来てや~先輩。(汗) あんたに頼む言うたん私やし、ヨウコちゃんも ブルー入ったままで全然話せえへんし、大変やねんから~(頭抱える) そして先輩は 11時半を過ぎても、 現れませんでした(!) マジでぇ!?(大汗) もう、ソワソワして 立ち上がって探しに行こうとした時に ガラスの自動ドアが、ガーッと開いて。 Tシャツにジーンズ姿で 体を左右に揺らして歩いてくる。 サル顔の人が・・・ もしや、あれは・・・?(~~; サル顔の人が 「ヨッ♪」 と手を挙げたので 「前川先輩!!!」 とうとう会えました!(嬉) かなり痩せてて、 そして中国ナイズされていたので ^^; すぐには分からなかったのです。 【8/4の出費】 (←忘れてました) 北京→フフホト(内モンゴル)行き切符:129元、KFC:11元、スイカ:1.6元、 ジュース:1元、バス代:0.4元、ジュース:1元、ホテル代:50元、101B:50元 計:244元 約6,515円 つづく。 この話は1991年の夏の出来事を書いています。 古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。 ↑ よろしければ是非、一回押してやってください。。 ■ホテルの兄ちゃんは、実はちょっと男前でした^^; と言っても歌手の森進一氏に少し似た陰のある風貌でロン毛、 あまり好みではなかったのですが。(←何を贅沢言ってるんでしょうか? ^^;) しかし兄ちゃんが小声で 「手紙くれ」 と言ったのは何故なんだろう? 仕事さぼってると思われるから? ナンパしてると思われるから? 外国人と話していると(←見た目でバレバレだった)思われたくなかったから? よく分かりませんが。 とにかく兄ちゃんは人目を気にしていました。 そんな中、頼まれたので何だか断れなくて 取り敢えず名前を書いた紙を受け取りはしましたが・・・ 彼との手紙のやり取りについては、また後ほど。 ■そしてとうとう会えた前川先輩。 ホントにすごく痩せていました。 たった4ヶ月なのに5キロ痩せたと言っていました。 髪型も中国ナイズされていて、 風貌も先祖返りしていて(^^;)、すぐには分からなかった。 この後、食事して、他色々案内してくれるのですが・・・。 先輩の異変に気付きます(汗) 扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。 私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
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