3度目の正直!(嬉)
私 「先輩、痩せましたね~!(驚)」
ヨウコ 「ホントだ(驚)」
前川 「5キロくらい痩せたかなぁ?」
私 「え~!?うらやましい~!!(驚)」
ヨウコ 「私も痩せた~い!!」
前川 「ますます、サルに似てきたやろ。
…フッ( ̄+ー ̄)」 (← 自分で自分を落とすのにキザ風)
これを見て私は
相変わらずだ!(嬉) ププッ ( ̄m ̄*)
前川先輩のキャラって・・・
どう言うんでしょうか?
先ず、裏表はない人ですよ。
常に自然体で。(見た目同様)
地味だけど結構知識があって語り好き。
学校で会って挨拶すると、勉強の事から
社会問題から政治から・・・ずーっと一人で喋り続けて
よく小1時間以上の立ち話に付き合わされました。
なので時間がない時は、何か口実つけて逃げてました^^;
彼は自分のサルキャラをよく理解している。
でも自分に自信があるんでしょうね、
サルネタでイジられても寛容に受け止めてるから。
例)
「しようがねーなー全く。
好きに言ってろよ、お前ら…フッ( ̄+ー ̄)」
そして何かあるとサルネタ(自虐ネタ)で、落とす。
例)
「いいさいいさ。
どうせ俺はサルだよ…フッ( ̄+ー ̄)」
この・・・
キャラに全く似合わない 「…フッ( ̄+ー ̄)」 (!)
本人は大真面目なので
だから余計に面白かったんですよ。
先輩の 「…フッ( ̄+ー ̄)」 が出る度に
私は、いつも笑いをこらえていました (*・.・*; (←息できなくて苦しい)
なので、案内を先輩に頼んだっていうのもあったんですけどね。
面白そうじゃ~ないですか!^^;
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ご対面の後、時間も時間なので食事に行く事にしました。
先輩はリュックを1つ担いでくれて
残りのリュックは二人で交代で背負って、と。
そして黙々と前を歩いていました。
あれ?
いつもの先輩じゃないって言うか・・・?
何だか暗くて
話しかけにくい雰囲気でした(・・;(・・;
それと見た目にも
目つきが鋭くて、スキがないっていうか。
先輩の歩くスピードは早いから
周りの反応がノンビリした中国人と
ドンッ!
何度もぶつかるんですが。
すると先輩は、コブシ握り締めて、
ジ~ッとその中国人の後姿を睨みつけるんです(▼.▼*)
・・・殺気出てる!?(汗)
とっさに
「北京って結構暑いんですね、何度くらいですかね?^▽^;;」
「お腹空きました~♪^▽^;;」
関係ない話題を振って、先輩を我に返す!
これを何度か繰り返しました(汗)
食堂に入った後も、急に
「スワンラ!!(怒)」
立ち上がって、そのまま店を出てしまう(!)
私とヨウコちゃんは、何が起こったのかも分からないまま
慌ててリュック持って、後を追いかけます(!)
この 「スワンラ!」 を先輩は三連発し
私達はその度に店を出ました ^^;
何なんだ、もぉ~(疲)
4軒目の韓国料理屋で、やっと落ち着きました。
私 「あの~“スワンラ”って何ですか?(汗)」
先輩 「ああ、 「算了」って書く。 “やめだ”って意味」
私&ヨウコ 「・・・何か先輩、ちょっと怖いですよ~(汗)」
先輩 「ああ、ゴメンゴメン…フッ( ̄+ー ̄)」 (←こういう時にも出ます^^;)
先輩が理性を失いがちなので
(↑見た目だけでなく行動にもサルがチラホラ見える)
私達は極力明るい話題を、と。
他の先輩達から預かった御土産を渡したり
日本の話題を出したり。
この時は人間・・・もとい、普通のテンションだったのですが^^;
旅日記によると 「焼肉・タン・冷麺・ジュース・ビールを頼み
おごってくれた。えらい世話になった」 と書いてあります。
気前の良さも日本にいた時と同じなのに
店の女の子が無反応だったら
「聴到了没有!?(聞こえてるのか!?)」 怒鳴ったり
周りにイチイチ切れている先輩に正直、かなり気を使う状態で。
私が先輩に頼んだ手前、
また、ヨウコちゃんにも気を使うハメになっていました (ーー;)
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この辺から駅までの所はよく覚えていないので、
旅日記を引用しましょうかね(・・)え~と
「道中、天安門の前を通りすぎた。
北京には「ゴミを捨てたら罰金」の看板があった。
そして駅まで出て、軟座用(グリーン)の待合室で2時間ほど待っていた。
入るには軟座の切符を見せるか外国人である事を証明すれば良いと言う。
先輩は留学生用の証明書を見せていた」
実際は、この程度のスカスカのメモと
記憶を頼りに書いています^^;
私達が持っていた切符は硬臥(普通寝台)でしたが
恐らくパスポート見せて、先輩は留学生用の学生証見せて
待合室に入ったと思います。
軟座専用の待合室まで来たら外部と遮断されるので
先輩も憑き物が落ちたようになっていて、普通に話しができました。
電光掲示板に89次の列車表示が出たので、
私達二人は、ここで前川先輩と一旦お別れ。
「北京に戻ってきたら観光ガイドをするよ…フッ( ̄+ー ̄)」
という先輩の有り難い言葉に、
底知れぬ不安 (汗) を感じながら、御礼を言って笑顔で手を振り(^^;)/
フフホト(呼和浩特=内モンゴル自治区首府)行きの列車に乗り込みました。
つづく。
この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。
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■寛大なはずのサル川・・・いや前川先輩から理性がかなり失われていて。
どうしようかと思いましたが^^;
北京に戻った後がどうなるか~、非常に心配なのですが。。
・・・ま、取り敢えず次の目的地、内モンゴルへGO!です
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私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!