中国青年旅行者(CYTS)と名乗る日本語を話す男が
「草原ツアーに行きたいのでしょう?」 と聞いてきた。
丁度宿もなく困っていた時だったので
「一石二鳥」 「渡りに船」 と4人乗っかって、
この男性について行きました。
この時かなり歩いたんですよね・・・20分くらいか?
どこにつれて行かれてるの・・・?(心配)
不安になりかけた頃、細い道に面した
古びた不動産屋事務所みたいな所に到着しました。
中には既に同じく釣られたであろう数人がいて
私達が入ってくるのを注視していました。
既にいた人の内訳 : 香港人6人、北京人2人
香港人は私達のような若者バックパッカー4人:
1)キャップを被ったポッチャリしたボーイッシュな女の子
今で言うと、あの人に顔似てる・・・ダレだ(><;
あ、あの「雨上がり決死隊」の蛍原氏。
推定年齢20歳くらい?
2)髪はセミロングで色が浅黒くて痩せてる
顔立ちが「あー香港人っぽい」って感じの女の子。
推定年齢20歳くらい?
3)ちょっとワイルド系な男の子。
無口で目が鋭くて怖い感じだけど案外優しい風。
鶏肉かなんかを食べる時に
男の子がよく持ってる小さいナイフで切って
そのまま渡してくれたと思う。(←これでワイルド系の印象)
推定年齢22~23歳?
4)もう一人の男の子は、おっとりした感じだったと思う。
メガネなし。推定年齢21歳くらい。
アンド、落ち着いた雰囲気の香港人カップル1組。
推定年齢:女性25歳、男性28歳。
北京人は男性2人でした。(普通の中国人のオッチャン二人だった)
自然的に、
日本・香港・北京と地域毎にグループが分かれるのですが。
私達から見ると、中国人より香港人の方が同じような雰囲気で
また同じ 「アウェー同士」 という事もあり、雰囲気的に親しみやすかったです。
特にバックパッカー4人は年齢や立場が似たようなもんだったと思うし。
(学生の夏休み思い出旅行、みたいな)
彼ら8人は熱心に何か話し合っていたんだけど
何の話かと聞いたら
「1泊2日は短い、2泊3日にしたい」 でした。
私達、日本人4人組も
「言われてみれば2泊3日の方がいいかも」
と主張に参加したのですが、
旅行社の人に 「無理だ」 とキッパリ断られました。
この態度に参加メンバー達はムッときて
では、せめてツアー内容は、と
日中香港聨合で、具体的なプラン要求をまとめ
草原で馬乗りたい
モンゴル相撲見たい
パオに泊まりたい
香港人と北京人の8人が旅行社の人に
わあわあ!わあわあ!(みんな大声)
・・・結果、そのプランに落ち着きました^^;
決定した頃、女性2人がやってきて。
一人は広東語が出来る香港系対応可能なガイドさん、
一人は英語が出来る欧米系対応可能なガイドさん。
彼女らが写っている写真。
★(左から3番目)が英語できるガイドさん。
☆(右から2番目)が広東語ができるガイドさん。
*右の方にしゃがんでる男性は、軍の人っぽい?(我々の後ろにジープあるし)
正直な所、
無表情で無愛想なガイドを想像していたけど
この二人は予想を裏切って、かなり垢抜けているというか
笑顔もあるし、接客慣れしている感じで意外でした。
その場で各自163元を旅行社の人に支払い
待っていたバスに乗り込みました。
女性ガイド2人も乗り込みましたが、
特に英語担当のガイドさんが元気良くて
バスの中の全員に自己紹介をさせて、全員で拍手~★( ^ ^ )
歌を歌わせたり、気恥ずかしい感じもありましたが
これのお陰か、結構盛り上がったと思います。
2人のガイドさんの内、英語担当の方が勢いもあって
仕切ってたって感じでしたね。
で、担当分けをしたのでしょう。
英語担当のガイドさんは主に日本人と中国人担当のようでした。
英語担当ガイドさんは、
それはそれは私達の世話をよくしてくれて・・・
と言うか!
香港・北京が、それなりに自己主張するものだから
可愛くないのよ、あんた達 (メ▼。▼)
のような対応に変化し始め。
日本人は大人しく素直なので
カッワイ~イ!ヽ(○´3`)ノ=★
みたいな^^;
扱いに、すごい差がついていました。
特にその カッワイ~イ!ヽ(○´3`)ノ=★
が、
私に集中的に向けられているような気がするのは・・・
(昔はよくクセの強い人に気に入られがちだった)
・・・きっと、気のせいだろう、
いや絶対そうだ(汗)
目を、逸らしていました(ーー;
つづく。
この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。
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■あっという間に草原ツアーに出発です。
香港人若者6人、北京人オッチャン2人、日本人乙女4人、中国人ガイド2人、運転手1人。
3地域の人間がバランスよく(香港やや優勢)集まった草原ツアーは
一体どうなるのでしょうか?
この後、謎の3人組も乗り込んで来て、いよいよ賑やかになるバス内。
そして、ガイドの熱い視線を感じながら、何か起こりそうな ニオイがぷんぷんです^^;
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