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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2008/10/03
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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国旅行



列車待ちの時間は約11時間と、長~かったのですが

この間に換金したり、前川先輩に電話連絡したり、

その辺をブラブラしたり。



荷物があるので2人1組で交互に行動していました。



チイちゃんとナオちゃんが換金しに行った時かな、

私とヨウコちゃんが石ベンチでボーッとしていると





「NI們的火車幾点出発?(あんた達の列車は何時出発だい?)」



一人のオジサンが話し掛けてきました。。




********************




知らない中国人が話し掛けてきた・・・(~~;





警 戒





いい人 かもしれないし

普通の人 かもしれないし

悪い人 かもしれない。


分からない。






ヨウコちゃんの表情が

「能面(無表情)」に変わったのは見て取れました。




彼女は、あのオッサンに失礼な事を言われて以来

必要ない場合以外、中国人と話をしようとしませんでした。




どうしようかな。

相手にしない方が、いいのかな。(考)





先ずは、サッと観察。




色は浅黒い。

40歳すぎ。

服装はTシャツにヒザ丈ズボン。

荷物は小さいボストンバッグ一つ。

服装や持ち物から見て

金持ちそうではないけど・・・貧乏でもなさそう。



・・・普通かな?



顔つきは・・・どうだろな。



表情は、不自然ではないな。

いや、目つきが少し怪しいかな(汗)

でも明らかに何か企んでいるような目ではない、か?





結論:ちょっとだけ怪しいオジサン




シチュエーションとしては・・・



ここは駅前。

人は大勢いるし。

まだ昼間。


何かあっても、ここなら大声で叫べば何とかなる。





結論:話するくらい大丈夫だろ。(ウン)





ヨウコちゃんが嫌がるとは思ったのですが

この状況でさほど警戒する必要がないと判断したのと

また語学修行の機会でもあるので

話してみる事にしました。




「晩上11点**分出発(夜11時**分発です)」

私は答え。



「そうか、遅いな。私は午後6時出発だ」

オジサンはそう言うと、私達と同じ石ベンチに座る。




話し込む構え^^;




オジサン 「どこまで行くの?」

私 「北京」



「私も北京だよ!(喜)」

「そうですか^^;」



「君達は、どこの人?」

「え・・・日本です(小声)」



「日本人か(驚)」

「はい・・・」



「ほぉ・・・!」




オジサンの態度は、たちまち好奇心ありありになり。




何故、中国語を話せる?

日本のどこに住んでいる?

学校は?

親戚に中国人がいるのか?

名前は?




等と個人的な質問をしてきました。




ヨウコちゃんの表情は変わらず能面だった為

主に私が会話する事になりました。




オジサンは北京に勤めているそうで。

故郷は湖南、長沙。

内モンゴルには出張に来ていて、

今から北京に戻る所だと。




更にオジサンは。

自分も以前、日本語を勉強した事があったけど忘れた。

謝謝は日本語で何と言うのか?

ああ、「ありやと」だ!

等と共通の話題を出して話を盛り上げようとしていました。




ヨウコちゃんは「チイちゃん達、まだかな・・・」と

独り言を言い、会話には参加する気は全くなさそうだったので

私がヨウコちゃんの無愛想をカバーするくらい

愛想良く答えていました。




この段階で警戒する必要は、ないだろう。




と思っていたからです。



ヨウコちゃんの気持ちも勿論理解できますが



あのオッサンはあのオッサン、

このオジサンはまた違う人。



一緒くたにできないよ。

一人一人違うはずだし。

もし、いい人だったら申し訳ないじゃない。



それに



日本人として、キチンと中国人に応対しなければ、

という気持ちも強くありました。





話題も尽きた頃、オジサンは



「近くに市場があるから行ってみないか?

 色んなみやげモノが売っている」



私達を誘いました。



!!




ヨウコちゃんは勿論 「ノー」 (←と言うか無視)




私は断る理由を探しましたが思いつかず

また、


ここまで話をした以上、断るのもどうかな?



悪い気がしたのと。




人通りが多い所を歩けば、先ず問題ない。

怪しい素振りがあれば大声出して逃げればいい。

髪の毛引っ張って、噛み付いて、逃げれば・・・



自分で身を守れる、と踏んだのと。




そして一番強かったのが 「好奇心」 (←これが厄介)



市場って、どんなんだろ~(ワクワク)

知らない中国人について行くと、本当に怖いのかな?(ドキドキ)



どうしても確認してみたくて。





ついて行く事にしました。





丁度、チイちゃん達が戻ってきましたが


テリトリー(石ベンチ)に見知らぬ中国人がいる事に

明らかに表情が変わりました。




私はオジサンの事をざっと紹介し、



「近所にみやげとか売ってる市場があるって。一緒に行かないかってさ」




皆を誘ってみたのですが、3人は 「いや、いいよ」 と。


しかし言外には


『アコちゃん、あんた何言ってんの!?(▼▼;』


極めて冷たい空気を感じました(汗)






「・・・じゃ、ちょっと行ってくる(--;」




みんなの冷たい視線を背中に感じながら、




私一人、オジサンについて行きました。






つづく。






この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




この辺が、成り行き任せのマイペース。。

分かっちゃいるんですが~(汗)



そう言えばリン先生の「知らない人について行っちゃ駄目ですよ」

は全くスッ飛んでました^^;



さて次回は。


オジサンと暫しのデート!?

そして、オジサンに怪しい行動が・・・(!)


果たして無事でいられるのでしょうか・・・^^;





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最終更新日  2008/10/04 09:44:28 PM
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