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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2008/10/13
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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国旅行



再び北京へ。


この辺りの事は飛び飛びしか覚えていないので

また「旅日記」引用で。




12時前の列車に乗る、それも硬座(インツオ)!

通学の事を考えると眠れない事もないが

一晩寝るとなると又別。

隣に座っているオッチャンに知らん間に

もたれかかっている等、やっぱキツイものが・・・

長袖を持って来ていなかったので、ノドが痛い。

風邪を引いたよう。

晩には長袖、これは決定だ!




・・・・・


硬座って言うのは普通席の事。

本当に硬い席なんですよ。
(今も古い車輌はそうだと思うけど)

グリーンのビニル貼りの布で覆われてて
スポンジ利いてなくて、背もたれも95度くらいの
直角みたいな椅子だった。

だから「硬座」って言うんでしょうね。

一方、もう一つ上のは座席が布張りで
スポンジも利いていて。

こちらの名前は 「軟座」

・・・そのまんまでしょ^^;



この時の硬座は、

ホントにウッスラ情景しか覚えていない。


今読むと



へぇ~、もう長距離硬座やってたのか(→自分)



という感じ。



という事は、そんなに強烈な事はなかったって事で

多分指定席だったんだろうと思いますね。

席あったらね、全然まだ余裕。

4人で行動してたってのもあるし

他の乗客もあまり話し掛けてこなかったと思う。




「初硬座」の感想としては、噂ほどではなかったから




何?こんなもん?( ̄ー ̄)フフ




みたいな余裕もあったと思いますね、きっと。


そして

次回旅の長距離/無座(席なし)で期待通り、

強烈な目に遭いました^^;

(↑ 2回目で硬座/席ナシの旅を体験)

やっぱりキッツイのは長距離無座ですね。





話は戻って。



この初回硬座は夜中出発で座席で寝るって事だから

首が痛くて何度も起きました。



通学のように居眠りしてりゃ大丈夫と思ったけど

12時間となると、しかし、そうはいかない(汗)



コックリコックリ船漕ぐと

どうしても頭が重くて首が痛い。



そして

隣のオッチャンの肩にもたれているのに気付いては、

ヨダレが垂れているのに気付いては、





・・・ハッ!( ̄ρ ̄)




と起きる。


そしてヨダレを無表情で、さりげなく拭く、と。




昼間は暑かったけど

夜は結構冷え込んで寒かった。



行きはナオちゃんに上着借りて。

この下りでも『貸してくれんかな~』と期待したけど

ナオちゃんは自分で着てたので借りれず。(←今、思い出した)



それでしつこく

「 長 袖 」と書いてるんですね^^;




華東(上海あたり)では夏場に夜、急に冷え込んだって

記憶はないから、この辺はやはり北方の気候って事なのかな?




ま、とにかく。

前川先輩との再会の瞬間は刻々と近づいております!(緊張)





* * * * * * * * * * * * * * * * * *




列車旅の様子は、文章だけでは雰囲気でないので

画像でカバーします。

服装や雰囲気から恐らく数年前のだと思いますが。

解説は、元の画像にあった中国語を適当に日本語訳しました。





<混雑編>

画像1.jpg

席取り合戦の火蓋は既に切って落とされた。
(見るからに、ここは無座車輌ですね)

乗警(鉄道警察?)は、ある者は秩序を保とうと努力し
ある者は既に諦め傍観者になっている。





画像2.jpg

席のない一家が車輌に快適な空間を取った。

勿論このような占拠は迷惑だが、
しかし立っているしか出来ない乗客に言わせれば
彼らの「テリトリー」は非常に瀟洒である。





<快適(?)編>

画像3.jpg

席のない乗客が、背もたれの上に寝転んでいる所。

勿論このような姿勢は辛いが、それでも何時間も
立ちっぱなしより遥かにマシだ。





画像4.jpg

「寒い!!」

冷房が効き過ぎて寒く、座席カバーの中にもぐって暖(?)を取る。




<休憩編>

画像5.jpg

旅の時間は長い。見知らぬ人と卓を囲み時間つぶし。





iMG7.jpg

狭い通路で嬉しそうに子供を抱く若者。
帰郷する途中。




img6.jpg

窓際の乗客のいい笑顔。

狭い硬座車輌で席なく立っている事を思えば、
窓際の席を取れるなんて非常に幸せな事だ。




列車は中国の重要な移動手段。
多くの人を乗せて四方八方駆け回る。


豪華な寝台でもない、素敵な食事もない、
飛行機で帰ろう等夢にも思えない。

彼らの小さな喜びは豊かな者から見れば
取るに足らない事かもしれない。


しかし彼らは、常に前向きである。



***********



経済的な理由でいい席を買えなかったり

お金があっても需要過多で思う席を買えなかったり。

列車移動は苛酷な事が多いですが

その分中国庶民の素顔が見られる場として非常に興味深く見ています。





以前にも何度か列車旅の話を書いています。

92年 広州→杭州 無席の旅
(これは約24時間の記憶。ちょっとキツかった^^;)

07年 金華西→杭州東 無座の旅 (こちらは3時間ちょっと)

良かったら是非。






つづく。






この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




後半、無理矢理写真で誤魔化した、みたいな^^;


まああの、これで中国列車の雰囲気を感じてもらえれば。

写真はやや極端なのもありますが、大体こんなもんです。

みんな好き放題というか、ノビノビやってますね^^;


大体長距離は特に需要過多だから列車の中も大勢わんさかって感じで。

席ないと大変ですが、でもその分みんな必死でね

余計な事考えずに前へ前へ進もうとする姿勢が

とてもハングリーに感じます。


みんな人の事気遣ってる余裕はないですが

でもちょっと親しくなるとすごく親切にしてくれて

そういう所が非常に面白いです。



そう言えば江蘇駐在の頃、浙江省の取引先に行くのに

5時間くらいの列車旅をよくしました。

勿論、面白い話が沢山ですよ~

機会があれば、また書こうと思います。





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最終更新日  2008/10/18 10:20:36 AM
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