前回で前川先輩の行動を目の当たりにした
私とヨウコちゃんはヒヤヒヤしながら
先輩の後について歩いていました。
既に日本人の行動パターンからは外れており
かと言って中国人の行動パターンとも違う。
- 何をしでかすか予測がつかない -
心中、不安で一杯でした。
しかし我々は中国初心者。
前川先輩は既に数ヶ月滞在している、
我々よりも中国は知っているのだから・・・と
不安は顔に出さないように大人しくしていました。
そして
先輩はもうイッチョやってくれたのです。
************
何人かの人力のオッチャンの前を通りかかりました。
この人達、ガタイがいい。
身長180センチ超、結構肥えてガッシリ。
3分刈くらいに短い髪の毛で
山下清氏のようにランニングに短パン姿(←標準装備)
「要不要?(要るか?)^▽^」
オッチャン達は笑いながら(と言うかニヤニヤしながら)
我々に声をかけるので、私とヨウコちゃんは
「え~不要~(え~要らな~い)^^;」
当然断る。その反応にオッチャン達は
「座ロ巴、座ロ巴!(乗れよ、乗れよ!)」
また声をかけてくる。
その様子を見ていた前川先輩は
「不要是不要!!
(要らんっつったら、要らんのじゃ!)」
いきなり怒鳴りつけた(!)
・・・(▼▼メ
オッチャン顔色変わった(汗)
オッチャン 「何だと、お前・・・(▼▼メ」
前川先輩 「やんのかコラァ(▼曲▼メ)」
前川先輩、腕まくりして前に進み出る。
うわ、どうしよ・・・(汗)
と思いましたよ。
だってオッチャン達クマみたいにデカイのに
前川先輩は身長170cmない小柄ですもん。
痩せてるし。
まさに 「クマ対サル」
「やんのかコラァ」って言っても
・・・アンタやられるの目に見えてるで(汗)
みたいな。
暫しのにらみ合いの後
オッちゃん 「*操●媽! (←最高級の侮蔑言葉)」
*この言葉を会話として生で聞いたのは今の所、この時だけです!!
「・・・なん だ と コ ラ ァ ー !!(怒)」
先輩、オッチャンに飛びかかろうとしました(!)
ワーーーーー!!!(゜▽゜;)(゜▽゜;)
「先輩やめてーーー!(大汗)」
我々必死で止めました(泣)
すると先輩も 「チッ・・・」 と
諦めてくれたのですが・・・
もうホントどうしよ、この人(|||_|||)(|||_|||)
***********
清華大までの間、まだ2~3ヒヤッとする場面があったけど、
何とか切り抜けました。
そして到着、ヤレヤレ。
取ってもらっていた寮はバス・トイレ付きで一人1日20元。
こんなに綺麗なのに20元なんて・・・
ホテルの値段は一体何なんだ??とビックリでした。
記憶にはないのですが旅日記によると、
部屋を取ってくれた先輩の友人に会ったようです。
その一文に私のリアルな感想があったので、ご紹介しておきます。
前川先輩が頼んでくれたという友人の方にも
会ったが、やはり日本人である。
前川先輩のようではない。
^^;
次回はチイちゃん・ナオちゃん達も合流して
「北京ダック」食べに行った時の話。
つづく。
この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。
前川さん・・・かなんかったわ~^^;
いきなり怒鳴らなくていいじゃないですかね^^;
普通に断ればいいのに、いきなりケンカ腰ですよ。
確かにイライラする環境だから、
中国じゃ皆ストレスでこんなになるのかな~と思ったけど
先輩のお友達は穏やかだったから、人によるんだな、と思いました。
後で思えば後輩の前で張り切ってたのもあったのでしょうか。
しかし、それだけじゃないものはあったと確信していますがね!
ただまさか、こんなになるとは「夢」にも思ってなかったので
また無口になってしまったヨウコちゃんに気を使いました。
前川さんを推したのは私だし・・・。
しかし俯瞰して見ると前川先輩の言動は面白かったので
帰国したら絶対みんなに話してやろうと
私の心の中で着々と「ネタ」として仕込んでいました^^;
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