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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2009/03/03
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テーマ:海外旅行(7475)



【ルクソール神殿:オベリスクの作り方】


石切り場.JPG

先ず設計。
その後、アスワンの石切り場で石表面に形を取る。


そして形取った周囲を囲むように、複数穴を掘る。

ノミで穴あけ.JPG

穴には木の楔(くさび)を差し込む。

そして水を入れ、1ヶ月放置。

どうなるか?

木は水を吸って膨張。

間の石は割れ、周囲が切り出せる。



周囲が切り出せれば次は下部。

下も同じく.JPG

同じく穴をあけて楔を打ち込み、水を流し放置する。

この間にレリーフ(浮き彫り)も彫っておく。



石を切り出せば、運搬。

アスワンからルクソールまでは約200キロ。

丸太を下にして転がしながら

船着場へ運び、その後は水運。





◆どうやって垂直に置くのか?



今度は、作ったオベリスクを如何に垂直に置くか。

先ずは台座の位置を決め、
周囲に四方の囲いを作る。

そして囲いの中は砂を上部まで入れる。

台座と四方.JPG




日干し煉瓦で運搬用スロープを作る。

日干し煉瓦.JPG



そして
オベリスクを台座の方へ運ぶ。

運んでくる.JPG




ここからが山場。




四方の囲いの片側の下方に穴を開ける。


すると・・・




砂を出して.JPG



砂が抜けて行くにつれ

高さ約30M、重さ100TON以上の

オベリスクは自然に、垂直に立ち上がって行く。




そして台座の上に鎮座。




・・・(~~;(・_・)



頭いいな。

シンプルだけど・・・

いや、シンプルすぎてすごい。

理系の頭だ。




ガイド曰く、オベリスクの製作期間は

石の切り出しから運搬、台座に置くまで三ヶ月だそうだ。




ガイド 「フランスでルイさん(ルイ王朝)がもらった時は

     広場に置くだけで2年、かかった。

     置くだけで、ハハッ。」




ガイドの言う事がどれだけホントか分からないが(あまり信用できない)

でも、こんな方法は

ちょっとやそっとじゃ思いつかないだろうから

信じる事にした。

*実際は歴史研究家達が諸説を発表していて
 その時々、最有力な説を採用しているのだそう。





「エジプト人って頭、いいですね!」


心から感嘆して口にだしたが、その後すぐ





なんで現代エジプトは、パッとしないの?




という疑問を

目の前のエジプト人に投げるのは

あまりにも愚行なので、黙ってました。(--)





つづく。





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↑アコ目線のエジプト旅行記如何ですか?
面白かったら押してやって下さい。張り切って更新します。




さすがは古代文明の地、エジプトです。

約3600年前にこんな事を考え付くとは、カッコ良すぎ!(理系に憧れる文系)

でも何故か現代エジプト人には

そんなクールさはあまり感じられないのだが??


という事でルクソール神殿はこんなもんで。

次はカルナック神殿へ移動。

移動っつっても目と鼻の先、みたいな近所ですが。

ルクソール神殿では何のハプニングもなく平和に観光できましたが

カルナック神殿では、少しだけ「緊張」がありました。

それは、おいおい。





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最終更新日  2009/03/09 11:32:18 PM
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