近年は、大阪や難波に外出すると必ず中国語が耳に入るようになった。
在住や留学生など増えている気がする。
電車の中や、すれ違いの時に耳に入ってきたり。
そして私は素知らぬ顔をしながら聞き耳を立てたりしている。
まあ、気になるのです。
ここ最近、目につくのは自由旅行なのか
駅やスーパー、総合電器店等で、あれこれ迷っている中国人。
すっぴんでラフな格好をしているのと
大体が「家にいるかのように」ノビノビと振る舞っている様子から、
すぐにわかる。大体は3-4人で色々悩んでいる。
時間がある時は、しばらく観察。
必要ならばヘルプしてあげようと待機しています。
先日は、地下鉄のホームで若い中国人3人発見。
女性2人に男性1人。
女性はすっぴん、Tシャツ短パン、サンダル。
男性はメガネ、Tシャツに膝丈パンツ、サンダル。
リュックを背負って、恐らく自由旅行。
男性は上の表示を見ながら、女性もきょろきょろしながら
心許(こころもと)なげに歩いている。
そして私。
その様子をチラチラ観察。
すぐに話掛けても良いが、出張っていって
「いや、大丈夫です」と断られるのも嫌なので
本当に必要かどうか、見極めを・・・
中国人3人組は、向こうへ歩いていったかと思ったが・・・
また戻ってきた。
今度は地下鉄の路線図の前で何か相談している。
うむ、これは・・・
出番かな?(・▽・)えへっ
先ずは、何気なく3人組の近くに寄って会話を立ち聞き。
・・・ふむふむ、やっぱり迷っておるのう(笑)
そして、もう一歩近寄って後ろから、さりげなく
「要到哪裡?(どこ行くの?)」
振り返った男女は、ほんの一瞬、『だれ?(警戒)』という
表情が目に見えたが(本当に1秒くらい)
恐らく、怪しくないと瞬時に判断されて
「通天閣に行きたいんですが、どこまで乗ったら・・・」と。
「ああ、それなら***まで。このホームで合ってる。
次の電車にのって、ここから3番目の駅で下りる、3番目よ」
と提案すると
「お~謝謝、謝謝」
と、ちゃんと頭下げてお礼を言ってました。
助けてもらった時は、結構礼儀正しいんですよね。
そして昨日は近所のスーパーで。
化粧品売り場で、中国人ぽい中年女性4人。
買い物カゴには、すでに相当な量が(!)
言葉は日本語ではない、これは確定か。
2Mくらい離れて、様子見。
彼女らは先ずキョロキョロ周りを見回し、若い女性店員を呼んだ。
紙を見せて、何か聞いてる。
「ウオヤオチェイガ(私、これほしいんだけど)」
普通に中国語で聞く^^;
店員、明らかに困っている。
「スワン・ペイ・トウ・ミン・ジー・スアン!」
(双倍透明質酸)
ダブルヒアルロン酸・・・と言う中国語を、噛んで含めるように
日本人店員に訴える中国人女性。
・・・無理やって^^;
店員、絶望顔。
首を振りながら退場しました。
さあ、こうなると・・・
出番かな?(・▽・)えへっ
先ず、距離を詰める。
そして、さりげなく横に立ち(笑)
さりげなく話しかける・・・
「要不要幇忙?(手伝おうか?)」
「・・・あなた!!中国語、話せるの!?」
中国人女性の安堵した顔。
お仲間の女性達も来て、その後はワイワイガヤガヤで。
上海から来た、と言うので。
「私は上海に住んでた事があるよ」
と言うと、「まあ、ご縁ねぇ」と返す中国人女性。
楽しいひと時でした。
総じて、その国に対する印象って、人の要素が大きい。
冷たくされれば嫌な国だし、親切にされれば、いい国だし。
個人個人が日本に良い印象を持って
イメージを少しでも好転できれば良いなと思ってるんです。
もし大阪で中国人にヘルプしている
小さい日本人中年女性がいたら・・・
それは、私の可能性が高いと思います^^;
一日一善!