CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行
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ブルース・リーブームが巻き起こった時、 私は幼稚園に入る前の幼児でした。 母は九州出身で、都会暮らしがしんどい事もあったのでしょう、 幼い頃から夏や冬は大体、母の郷、九州の田舎に母と共に帰省していました。 当時、東京で大学生をしていた母の弟(私の叔父)も 夏休みや冬休みには帰省していました。 叔父は当時、私をよく可愛がり遊んでくれました。 子供心をよく分かっていて 投げ飛ばしたり、ゴザで巻いて運んだり 少し乱暴に扱って、子供を喜ばせていました。 割合、秀才だった叔父は自分のセンスに 自信があったのでしょう、自分の好きなものを 私に見聞きさせて教育していました。 レコードプレーヤーの前に幼い私を座らせて サイモン&ガーファンクルの「コンドルは飛んで行く」 を聞かせていました。 それはもう何度も何度も。 今、聞いても当時のレコードがあった部屋の赤いじゅうたんが 思い浮かぶなど、懐かしい気持ちが湧いてくるほどです。 そんな叔父が、ブルース・リーに影響されたのです。 いつの頃からか、様子がおかしくなったのです。 私の薄い記憶を辿ります・・・ そう、叔父はサングラスをかけていました。 白いランニングを着ていました。 シャドーキックをしていました。 アチョ~、と言っていました。 ヌンチャクを練習していました・・・ 彼は、すっかりブルース・リーにかぶれてしまったのです。 面白いお兄さんだった叔父が、 突然、寸止めキックを私に向かってしてきたり アチョ~と叫びだしたり 怖い顔をしてチョップをしていたりしたら・・ 幼児の私には、恐ろしさしかありません。 尚且つ、当時のブルース・リーの写真は大体 これです。 幼児だった私の感想は、 ただただ、 こわい でした。 だって血が出てますから・・・ 顔つきもこわい・・・ 今なら、もちろん映画の中の話として 流血や厳しい表情は理解できますが、 当時私は3~4歳。 世の中に出てきて間もない頃で、現実と虚構の区別も あまりついていないのです。 そこに、血をダラダラ流して、人をたたいて 怖い顔をした男の人がいたら 「こわい」としか思えなかったのです。 ということで私にとって、ブルース・リーとは 見たくない、コワイ人 に、なってしまったのです。 そして時は大胆に流れ、 あれから ウン十年^^; MI5のトム様に心酔した私が、ジャッキー・チェンを思い出し そしてブルース・リーを思い出し・・・で ググってみようかな。 と思ったのです。 彼は、どんなアクションをしていたのだろうかと。 現代は本当に便利で素晴らしい時代。 彼の動画はすぐに見つけられました。 ほぼ初めて、まともに拝見しまして思ったのは 動きや居住まいの美しさ。 緊張感あふれる画面 引き込まれる迫力。 ストーリーとか、二の次。 動く彼から目が離せませんでした。 本当のスター、ですよね。 まあ、全世界にファンがいらっしゃる方ですし 私ごときが、こんなことを今更書いてもどうかなと思いつつ、ですが。 ブルース・リー氏は、すごい吸引力があるので 私も2~3日は、憑りつかれたように 関連のサイトや動画を見ていました。 にわかファンですが、私が一番好きなのは オーディションの時の雰囲気です。 姿勢よく、笑顔もあり、感じがよく。 アクションをした後には必ず、襟元や袖口を直して 清潔感を保とうとする居住まいが素敵でした。 ちょっと不思議に思ったのは アメリカにいた頃と、香港に戻ってから アクションスターになった頃とは 随分、顔つきが変わっていることです。 両方とも確かにブルース・リー氏なのですが たった数年なのに、二人見るほど印象が違っていて 彼の苦労や疲労が顔に表れているようでした。 昔の香港って・・・今とは違って かなり妖しい印象です。 香港は素人なのでよく分かりませんが 本土でも人間関係はややこしいですからね~・・・ 根っこは一緒でしょうから・・・(考) 私はあまりにも短期間でのめりこんでしまったのか、 うたた寝をした時に、リー氏が夢に登場して下さいました(嬉) 姿は上記のオーディションの頃くらいの ふっくらした好青年の様子でした。 白いトレーニングウェアの上下を着ていて かなりムキムキでした。 私は、この機会を逃すかと 傍にいって腕を組み(腕ムキムキでした) 「一緒にいて、いいですか?」と中国語で聞くのです。 リー氏は微笑んではいるんですが 私の問いには答えず、 「Xiao zhen(しぁお ちぇん)」「Xiao zhen(しぁお ちぇん)」 と、少し離れた場所にいる「チェンさん」を呼んでいるので 私は『邪魔かな?先にチェンさんとの用事を済ませてもらって その間に私はトイレにでも行くか』、とリー氏から離れたところで目が覚めました。 芸能人が出てくる夢なんて私は滅多に見ないので 嬉しいような不思議なような感じでしたが、 早速、夢に出てくる所からして キョ~レツな引力を感じました。 このままいくと底なし沼にはまってしまいそうなので 暫く距離を置くことにします。 ブルース・リー氏は40年経っても、やはり コワイ(魅力的すぎる意味で) 人でした。 最後にもう一枚。 幼少期のリー様。 この頃からオーラあり! *トム様も、ジャッキーも、ブルース・リー氏も、みなさん尊敬しています。 おわり~