旦那氏がスターウォーズを観たいという。
また4DXなるものが存在するとも、旦那氏から聞きました。
座席が動いたり、風が吹いたり、ニオイがするらしい・・・。
う~ん、それは常々言われている究極の映像伝達方法ではないか。
という事で、2000円の鑑賞代に3Dメガネ持ち込みで4DX費用として
プラス1500円、合計一人3500円という価格で拝見しました。
かなり高いと思いました!
夫婦で4DX初めてです。
4DXの感想を書くと、あれは映画鑑賞の目的からズレてると思いましたね。
主人公が飛び降りて着地する時や、飛行機が着陸する時など
画面の中で衝撃を受けるシーンで、私が座っているイスも「ドドン」と
揺れたりするんですよ。その度に「おお!」と私も驚くワケなんですが・・・
段々、イライラしてきて。
集中力が切れるんですよね、映画を熱心に見ている時に
誰かに肩たたかれたり、後ろから押されたりする感じで。
これは、ただ単に俳優と同じ体験をさせてるだなあと思いました。
映画ってさ、監督の描く物語を動画で見て、色々感じるものだと思うんです。
あくまで自分とは違う世界であって、それを客観的に見る事で
客観的な感想も出てくるんだと思うんです。
それが俳優と同じような体験を、わざわざさせると、
観覧者が当事者になっちゃうじゃない。
客観的に観れなくなっちゃうよ。
これが映画の理解に何か役に立つのか、と思うと疑問符がつきました。
肝心の映画については、実は私、スターウォーズって今まで見た事ないんですよね。
あんまり興味なかったんですよね。
本当にビデオやDVDでも観た事ないんです。
今回も旦那氏が観たいっていうので一緒に行っただけで。
まあ、そんな感じで観た感想は、
きゃしゃだけど身体能力の高い白人のヒロインが、たくましく頑張ってました。
黒人の男性と、いい感じでしたが現実には
あっさりこんな恋仲になるのかな?
人種を超えるっていうメッセージなのかな?と思いましたが。
ストーリーは以前の続きもからんでいるので
分からないところもありーので観ていましたが退屈はしませんでした。
ただハリソン・フォードとレイア姫が出てくると、グッと高齢色が強くなって
ハリソン君が走っている時なんて、足がO脚に湾曲してましたから
ハリソン君も年取ったな~、とショックでした(笑)。
・・・でディズニー映画になっちゃってるんですよね、スターウォーズ。
それでかなあ、何か女の子押しな感じがしたのは。
帰ってから「ジェダイの帰還(昔はジェダイの復讐だったのね?」をDVDで
見たんだけど、う~ん、やっぱり男中心の映画ですね。
レイア姫はビキニ姿状態で、大きいガマガエルみたいな怪物に、はべってるし。
2012年に、ディズニーがルーカスフィルムを買収して作られた第一作が、今回。
ヒロインに、一連のディズニーアニメのヒロインを垣間見たのは
私の気のせいじゃないと思いますよ・・・
まあ、あと思ったのは、スターウォーズにせよ、戦艦ヤマトにせよ、
ガンダムにせよ、ワンピースにせよ、確固たる世界観を持つ戦闘物は、
熱烈なファンが生まれやすく、シリーズで相当引っ張っていける
ビジネスモデルなんだなあという事でした。