夢のつづき・・・・・・・・・・・by Kaze

セカンドシートから……

セカンドシートとウィンドウ 頬杖ついて 右手でメールを送る君は どこか うなだれていたね ぼくの視線感じた君は 髪をかき上げ ため息ついて 眼をそらして またメールを送る ケイタイの灯り 君の頬てらし どこか 淋しそうに見えたのは きっとそれが理由なんだね また ひとつ なにかを想い出しているんだね

そこから

 そこから　どこへそして そのさきは？どこまですすむの？何処まで進めるの？このさき・・・・・

冷たいそよ風

 桜の花も　もう終わり?風に舞い風に流されどこまで行くの？きっと　私の知らないところ?行き先を教えてくれないのは君と　おんなじだね

秒針をとめて

 時計を見ながら　立ち止まれば動かない時はないと想う？ 時を刻む　細い針を見つめればきっと　心も一緒に回り続けるのかしら？ また　時をもてあそぶ？ううん・・・・　できるはず無いのにね・・・

ただ何となく

 文字を並べてみてはため息をついてキィーをたたけば何かが消えて いつものことと　想いながらただ・・・・・・・・こうしているだけ・・・・・・・ 

朝のひととき

 誰も居ないオフィスいいえ　　わたし　ひとり桜の花は　まだ散らないひさしぶりに　ひとりのじかん　ん？　自分の部屋では　いつも一人なんですけど・・・・？何となく　いつもと違う　空間の中に居るみたい・・・そんな　朝です・・・・・

空と共に

 泣き出したのは　空泣き出したのは　私泣き出したのは　わたしのこころことばだけじゃないから・・・ 前に進みたいから泣き出すのは　わたしの・・・・・・・・こころ・・・・・・・

雨音だけの・・・

 音のない　世界と聞こえない　雨音 ただ　　白い糸が空から落ちてくる わずかな　静けさの中でただ　目をこらしていた 逢いたい　ただ　それだけの　想い

深い眠りと浅い眠りで

 飲み過ぎたのねだから　眠りは深くなるのね アルコールのない　生活から少しだけ　アルコールに頼り始めた日々はきっと　自分を見失わせるためのほんの一時の　悪あがきね 今の自分じゃない　他の自分を見つけるためだけのほんの　一時の　一人の時間を見つけるための浅い眠りを　楽しめる　時間・・・ そう・・・　あなたのことを　ひたすら想えるその時間のために・・・・

止まらない想い

 流れるときに　押し流されていつものように　佇んでいたわまるで　何もなかったように きっと　忘れ物が　何だったのか分からないままねこのまま　ずっと・・・

浅い眠りを求めて

 風が吹けば　風に任せ水面に浮かぶ　木の葉のように流れに身をませたらこのままで　良いのですか? わたしが　あなたを　忘れないのはきっと　今でも　あなたを想っているからこれから　前に進めむために私は　何をすればいいの？ あなたを　追いかけている　いつもの私だからいいえ　待ち続ける私だから・・・心の扉　ノックしてくれるその日まで

声にならない

 声にならない声に出せない声を届けられない だから　いつも　こうして・・・文字を拾い集め文字を並べて　言葉で綴る きっと　かならず・・・・・・・届くはず・・・・・・・・　とそんな　想いで　キーを打つの・・・

朝の陽射しが・・・・・

 窓を斜に走る　光を浴びて見せる一筋のいと朝の陽射しを浴びて　風に揺れながら光る君 何も言わずに心の中で　つぶやいた

夢の中で

 小さな路地を　右に曲がるまた　その次も右に曲がる風が通りすぎていくように感じたのは風のにおいを感じたから？ 小さな路地を渡る風は春のにおいをちりばめてほんの少しだけ　急ぎ足で駆けていった何も言わずに・・・ ただ　夢の中の出来事だけを忘れないように・・・・・

花が開くと

 いつだったかな　去年だったかなもっと　前だったかなでも　そんな　昔じゃなかったようなそんな　最近でもなかったような桜の花びら　見つめてたのは桜の花びら　写してたのは心の写真館にね ほんの小さな写真館にね 

雨の夜には

 冷たいしずくの　雨音聴きながら音を立てずにううん　音を出さずにキーを打てば心もいつか　静かになって虚しさだけが　一人の部屋に広がって小さな灯りは　眩しいほどに指先だけを　照らしてる もう少しだけ　一人の時間音を消したまま　過ごせたならきっと　あなたのこと　想い出せるはただ　あなたのことを　想い出せるの 窓を伝う　雫を見つめてスーッと　落ちていく　ほんの少しの間だけまた　恋しさを　募らせるの

なんとなく

 今日は　おやすみ？ええ・・・何を？ただ何となく　過ごしています。天気も良くないし，ただ何となく部屋の中で　過ごしています。明日のために忙しい毎日の中で　ほんの少しの　気休めを・・・

一人でも大丈夫だよ

 貼るの陽射しの中で少しだけ　散歩どことなく　ただ　ふらふらとあてもなくただ　フラフラと大丈夫だよ！まだ　大丈夫だよ！ひとりでも・・・・・  

春の陽射しの中で

 暖かすぎる車の中は，眠気を誘いまぶたが落ちてきそうになった。別に忙しい仕事があるわけでもないのだけれど，夕べの会議の処理が終わっていない。誰に頼まれたわけでもないのだが，やっぱり気になって仕方がない。すれ違う車は，相も変わらず家族連れと恋人同士・・・私には縁のない風景だ。出かけるときに視たふるさとの山は，頂に雲をまとい見えなかった。帰ってきたときには，頂の白い雪が見えていた。山の頂は，まだ冬のままなんだ。麓のこのあたりはもう春なのに・・・・そう言えば，車のタイヤ交換がまだ終わっていない。昼食後に交換に行ってこようと思う。お気に入りの歌をＢＧＭにして，本の短い５分ほどのドライブを兼ねながら・・・  

涙だけ

 なみだだけ　涙だけこぼせたら手のひらで据えるだけのほんの　すこしの　涙だけ指先に落ちてくる　冷たいしずくたぶん　それが　なみだいっそ　全部消えてしまえばそんな　想いに駆られるのはきっと　意気地なしの私何も探せないなにも見つけ出せないただ　つまらないだけの　わたしきっと　明日も同じ？だから　いま　わたしは　壊れてしまう何もない　何もない　わたしの　抜け殻それだけの私　ただ・・・・・・・それだけ　　　　の　　　わたしなにも　ない　それだけの　わたし・・・・・・・

進めない夜は・・・

 このままの　短い時間の中でひとりだから？ひとりだから　こころをさらけだせるのならきっと　あなたのもとへきっと　あなたのこころのなかへおいつづけていたものおいてきたものだから　みんなみんなかなしみのなかで　ときがきざんでいくのねなみだではない　なにかが　わたしを　つれていきそうなわたしをつれていきそうな　よるがはじまるのね・・・・・・・・・

こころのなかまで　みえないから・・・

 今日はこれだけ　　ほんの少しの心の安らぎ一人で入れたコーヒー五感を研ぎ澄まし　自分で・・・何も考えないで　ただ　想うままに　感じるままにいつもと違う　そんな気持ちだけ・・・ 心はいつも　何処かへ遊びに行くの此処には　戻らないで　何処かへ遊びに行くのだって　いつも　裏腹だから正直になれない　　から　・・・・『　あしたより　とおくまで　ほしをつれさり　　そら　かくすように　あめがやまない　　りょうてでも　もてるほど　あいをねだって　　まだ　たりないと　すねた　　わたしを　すきですか　いまでも　ずっと　　わたしは　だめですか　　まちつづけても　　　　であうまで　あるいてた　みちをわすれた　もう　どこへもいけない』　だめですか・・・村下孝蔵何処かで　何かが変わり始めているきっと　何かが　消えて　何かが　うまれてくる　なにかが・・・・・

独り言だから

 目の下のくまはいつの間にか　疲れを教えてくれるでも自分で気づかないほどに疲れていたとしたらきっと情けないほどどうしようもない自分に苛立ちを感じているのかも知れない今夜も　また　強い酒で心を　沈め想いを沈め浅い眠りにつく

11日の朝

裸足のままで・・・・・

 裸足のままで　歩き続けたら裸足のままで　立ちつくしたら裸足のままで　空を見上げたら裸足のままで　雨に打たれたら裸足のままで　涙こぼしたら裸足のままで　・・・・・・・・いつからか　裸足になるのが怖くなっていたのいつからか　裸足でいることが　不安になっていたのいつからか　裸足が嫌いになっていたのいつからか　裸足は・・・・・・・・・ きっと　今夜から　また眠れなくなるのきっと　今夜から　また辛くなるのきっと　今夜から　また　浅い夢に　心乱されるのきっと　今夜から　また　・・・・・・・・・みんな　みんな　心のわだかまりでみんな　みんな　心の切なさでみんな　みんな　心の奥底でいつか　きっと　・・・・・そんな　ことばかり　考えているのそんな　ことば　ばかり　探しているのずっと　・・・・・・ずっと・・・・・・眠れない夜の静寂で・・・・・私が　私で　あるために私が　私を　見つけるために・・・・・・・眠れない　浅い夢の中で・・・・・

ふるさとは遠きにありて・・・

 遠くの山と　近くの景色とふるさとの景色は　今日も変わらないのと小さくつぶやく君の声が　きこえたような気がしたのはぼくの思いすごし ふるさとから遠く　君の住む街から近くいつもの景色じゃないと捨てるように　つぶやいたのはふるさとが恋しくなったから みんな　みんな　どこかに　ふるさとがあるそう言い聞かせては　また　遠くに見える山を見ては瞳を潤ませるんだね

みえないから・・・・・

  見えないままの景色 ただ　目をこらしてただ　息を潜めて何も言わずにわたしは　あなたの　なにをみればいいのなにを　かんじれば・・・ つらいなら　つらい　　とくるしい　なら　くるしい　とことばにできるぶん　しあわせなのかも たえて　こらえて　そして　まえをみてすすむだけの　いまこの　ひとときを　こえればきっと・・・・・　そう　かならず・・・・・　あたらしい　じぶんが　みえる　はず　よね

見えますか

もう一度だけ・・・・・

 ほら　めをとじてなにも　かんがえないで ほら　ひとみがうるんでいるわなにが　あったかなんて　きかないわ つらいときは　いつもそうだったわね　いつもだったわね あなたは　いつも　ひとりで　かかえてあなたは　いつも　なにもかたらずあなたは　いつでも　くうをみつめてあなたの　ひとみさきに　なにが　あったの だから　いまも　そう　いまも　そうなのねきょうも　ひとりで　いまも　ひとりで　どこか　とおくを　みているのねなにも　わたしには　おしえて　くれないのね なみだの　つづき　きょうもきょうも　あなたの　なみだの　わけは　つたえてくれないのねあのひと　おなじようにあの日と　同じように・・・・・・・ただ　・・・・・　何処か遠くを　視ているのね

このまま　夢のつづき

  言い訳をするほど　心に余裕はないのただ　寂しいと・・・・・ひとこと・・・・・あなたに・・・・・伝えたくて・・・・・ただ・・・・・それ　だけ　の　こと 

涙の訳を・・・・・

 なんにも　言わないでただ　うつむいたままほほをつたう　なみだはいつになく　つめたいただ・・・・・

少しだけ

 すこしだけ　寂しくてすこしだけ　哀しくて少しだけ　辛くてすこしだけ　涙がでるの なんで・・・・・　かな？

独り言とつぶやきと・・・

 　不用意な言葉が私の頭上から投げかけられている。いいや違う，私の頭の上を行ったり来たりしているだけなのだ。聞きたくない言葉が多すぎて，自分のデスクで仕事をする気が失せるくらいだ。「うるさい！仕事の邪魔をするな!」大声で怒鳴りたいほどの思いに駆られる。「私の仕事の邪魔をしないで欲しい。」素直に口に出せるくらいなら，とおにこの状況から抜け出すことができているはず・・・やっぱり私にはできない。昼休みになれば，わずかな自分の時間を作りに外に出るが，結局は，この時間もままならない。外に出たとたんに鳴り響く携帯の着信音。いつものことながら腹立たしくなる。いつになったらこの心知らずな状況から抜け出せることやら・・・そう想いながら，駆け足でオフィスに戻る毎日である。 

4日の夕暮れ間近

全てを研ぎ澄まし・・・・・

 目隠しだけなら　いいけど両の手で　二つの耳をふさいで口を固く結んだ 何を考えているの？何がしたいの？君の心は　ふるさとを想いただ　そのままで居るだけ? ずっと　そのままで・・・・・ただ　五感をとぎすまそうと眼を開けて　耳から手を離し・・・何を感じようとしているの？ いまのままの　君で良いのに・・・ありのままの　君で良いのに・・・・・ だれかが　問いかけている・・・・・・ぼくの　心に・・・・・

夕暮れ

ほら 闇の時間まで あと どのくらいですか？

立ち止まらずに

 ふりかえりもせずたちどまりもせずただ　まえをむいてただ　まえにすすめばそこから　またまた　あたらしい　なにかがはじまる それがなんであろうときっと　まえにすすめるたちどまらずに　ただ・・・・・まえにすすめば・・・・・いまとちがう　なにかが　みえるきっと　・・・・・なにかが　みえる

拾い集めた文字は・・・・・・

 数え切れないほどの　文字床に並べては　拾い集め聞き慣れた　言葉つくり言葉つくっては　また　文字をちりばめ繰り返す　ことばの文字集めこころだけ　いつもおなじいつもおなじ　おもいだけ　ことばにしてほら　また・・・・・つらくなっていく　心の砦