もの・・が た り?
通り過ぎていく風にほんの少しだけ暖かさを感じたのは,午後の一時・・・なぜか車の室温は,半袖でも暑いくらいまで上り詰めていた。見慣れた景色のはずが何かが変わったと思い込んだのは,いつもと違う自分の心境の変化だって気づかないからだ。花壇に並んだチューリップは,やっと膨らみはじめている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふと いつもの自分に連れ戻されたのは,うたた寝の目覚めだから何だろうか。変わらない日々を重ねていることが辛くなるのは,いつからだったのか・・・思い出すこともできない。