ライター
音を立て 燃えるからなにかに 途惑ってまた 消しているのあなたが忘れた ZIPPO 部屋の隅 小さな窓転がってる 緑のペン哀しいくらい 一言だけまたね! いくつ数えても幾ら数えても 同じねあなたとの日々 また 思いだしてるの炎と一緒に消えるのに 忘れるのは あなたの顔消えていくのは あなたの声 忘れていくのね あなたの言葉もう 哀しまないと グラスを回してまた 唇に 少しだけ ワイングラス触れて 忘れるために 想い無くすために思い出の場所 二人のテーブル今夜は 独り気が遠くなるような 街の灯り