想い(哀しみの綴り)
『今日は2010年2月15日ですよ! 私は今・・・・・そう・・・・・・まだ職場にいます。 今,職場の時計は,午後6時41分です。 でも,私の時計は18:40です。 職場の時計はほんの少しだけ進んでいます。 今,涙が出て,この白い紙に・・・・・・・ポタッと落ちました。 眼鏡にもスーッと零れました。 えっ?あっ!そうだったね!私が眼鏡をかけていることは,まだ君に伝えていなかったよね! この年だから,もう老眼鏡だよ!・・・・・・仕事の時だけ,それも小さな文字を書いたりする時だけ! 眼鏡をかけた私の顔を君は,まだ知らないんだよね!? 私も眼鏡をかけた自分の顔を鏡に映してマジマジと見たことがないから, どんなふうなのかよく分からないんだ! 外はもう暗いから窓ガラスに映しても見られるかもね! でも,遠くを見る時は外さないと見えないから,多分見えないと思うんだ。』 遠く過ぎ去った日を思い起こしていたあの日の日記 一枚の紙想いだけ込めて書いていたもう 君がいないことは知っているから今日 ここに載せました。また,・・・・・・・零れています・・・・・・・・落ちています・・・・・・・・・