散らけた封筒 無造作に破られたレター
壊れかけた 心の扉
数え切れない 言葉を散りばめた便せんの文字
殴り書き 見えない文字の綴り
放り捨てられた 携帯
垂れ下がるストラップ
ゆらゆら揺れて 見え隠れするフォト
笑顔だけ 少しだけ微笑む君
何処まで覚えているか なんて
誰も知らないことを 聞くから
消えかけた想い出の扉を開けた
ほら 見えるかい
碧い海 碧い空 流れる白い雲
緑色の風
肩抱きしめた夏の夕暮れ
今は遠い昔の 想い出のストーりィ
散らけた封筒 無造作に破られたレター
つぶれかけた 心の砦
数え切れない 言葉を散りばめた便せんの文字
殴り書き 見えない文字の綴り
放りなげた 携帯
踊る 笑顔のストラップ
ゆらゆら揺れて 見え隠れするフォト
コバルト色の髪かきあげた 笑顔の君
あの日のことを覚えているか なんて
僕の知らないことを 聞くから
忘れかけた想い出の扉を開けた
ほら 見えるかい
深く高い空 オレンジの空 散らばった鱗雲
少し冷たい風
唇重ねた秋の夕暮れ
今は遠い昔の 想い出の哀しみ
春と夏と秋と冬の想い出
忘れられない想い出の扉 また そっと 閉じる