この手の記事は山ほどあるので埋もれるだろうけど自分の言葉で書いてみる。
Windows 7 RC版を自作パソコンとEeePCにインストールして試した印象である。
案外、他人の記事の引用が多く自分の印象を表している記事は少なかったりするのだ。
私はVistaは所有していない。
なのでVistaは店頭で触った程度の知識である。
その程度の知識でVistaをあそこまで悪く書くか?といわれそうだが売り上げの伸び悩みを見ればおおよそ外してはいないだろう。
インストール
言語とキーボード、国際時間、自分の名前とパスワード。
月並みな内容を打ち込めば容易にインストールできる。心配御無用。
インストール先は選べるので、Windows XpやLinuxとの共存も可能だ。
起動時間
Windows Xpよりちょい遅い程度。私の環境だと40秒程度で起動する。
Xpよりは遅くてUbuntuとほぼ同じレベル(最新のUbuntuは速くなった)
Vistaは何分掛かったか覚えていない。
デスクトップの印象
私にはまんまVistaに見えてしまう。
Windows Xpに比べればデザインは変っているが戸惑うほどじゃない。
操作感
端々にアニメーションが効いていてよく言えば上品?悪く言えばモッサリである。
擬似音でいえばピシッてのじゃなくトロンってな感じ。
動作はXpに比べさほど重くなってはいないと思うが印象はモッサリ。
添付ソフト
相変わらずペイント程度しか入っていない。
ブログでも書こうとすると写真の編集にソフトをインストールしたくなる。
Office系ソフトももちろん無い。
DVDも焼くにはなにかソフトが必要。
画面キャプチャー機能が追加になったのは進歩か?笑
あっ!明らかにXpより良くなっているのがゲーム。どうでも良いけど。
まぁOSなんだからソフトが付いている必要は無いが、ライバル?のLinuxは定番ソフトもはじめから網羅しているんだから見劣りは否めない。
互換性
無料セキュリティAVAST4は使えない。
メモリーユーティリティRam Phantom 3 LEは使えない。
Paint Shop Pro 4 は使えた。
ドライバ類はXp時代のものも受け付けてくれて何とか動いている。
(EeePCサイトやマザーボードサイトからドライバをダウンロードして対応)
IE8
無駄にツールバーが多いので即刻FiteFoxに切り替えた。
そもそもVista以降のソフトのUIってのは使いづらくてかなわん。
ハード依存
Celeron Dual CoreやAtom N270(擬似Dual)であれば快適に動作する。
シングルコアのCeleron(初代EeePC)やAthronXp+じゃメモリー2GBでも不安定。
DUALをあてにしているのかな?
判りやすくいうとWindows Xpの動作に不満があるような古いPCでは無理。
私レベルの使い方では目新しさこそ感じるもののWindowsXpから乗り換えたメリットは判らん。
一言でまとめれば・・・Ubuntu 9.04のほうが良い。
(タダだし、オフィス互換ソフトも画像処理ソフトも入ってるし、DVDも焼けるし、古いハードでも動くし)
週間アスキー別冊号にUbuntu 9.04体験&インストールDISKがおまけで付いてきます。
これです。