TVニュースを見ていたら行政刷新会議の事業仕分けの光景を生々しく放映していた。
行政刷新会議とは
国民的な観点から、国の予算、制度その他国の行政全般のあり方を刷新するとともに、国、地方公共団体及び民間の役割のあり方の見直しを行うことを目的としている。
事業仕分けとは
国や自治体が行っている事業を予算項目ごとに「そもそも」必要かどうか、必要ならばどこがやるか(官か民か、国か地方か)を担当職員と外部の評定者が議論して最終的に「不要」「民間化」「国で実施」「都道府県で実施」「市町村で実施」などに仕分けていくもの。
仕分け人: 事業の存在意義(無くなったら何が困るか)を簡潔に述べてください。
事業側官僚: 質問に対する答えになっていない回答をしどろもどろ
仕分け人: 答えになっていませんね、次。
いやはや強烈である。
億単位の税金が注がれている公共事業をバッサバッサと短時間で切り捨てていく。
おそらく過去の自民党政権では到底出来ず棚上げ、先送りだったと思う。
今までなら
下手に切り捨てるとあっちの先生、こっちの大臣から横槍が入って進まなかったのだろう。
もちろん国民の為に作られたはずの公共事業であれば必要なものもあるはず。
場合によっては慎重な判断が必要なのだろが官僚側の回答がお粗末過ぎる。
就職支援絡みの事業で
一部屋に数十台のパソコンを利用者の為に開放しており各席にプリンターを設置している
と自慢げに説明していたが アホか? と思った。
ネット当たり前のこの時代、ネットワークプリンター1台あれば十分だろうが。
残り数十台は無駄である。
こんな馬鹿に任せていたら
回線も各席単独だったりするんじゃあるまいか?
OSだって1台ずつ別々にライセンス料払ってるんじゃねぇだろうな?
などと勘ぐってしまう。
強引とかいろいろな批判はあるだろうが、必要なものはまた復活させればよいわけでガンガン頑張っていただきたいものである。