またEeePCネタブログへのコメントでiPod touch仲間が増えたことを知らされた。
すごい勢いだ。
ここ数日、iPodに夢中だがその素晴らしさはひとえにUI(ユーザーインターフェース)にあると思う。
キーボードが無く液晶もタバコの箱よか小さい面積。
これに意志を伝えるのがユーザーインターフェース。
WindowsMoblie(WM)
数個のメカボタンと画面のあちこちのボタンアイコン。
多くのボタンを押すのに精度を求めるが故にスタイラスペンの先端の圧力を伝えるわけだ。
キーボード付きだとスタイラスを持ち替えたり繁雑で忙しい。
iPhone OS
メカボタンは基本的に1つ。(ホームボタン)
あとはアプリのアイコンがずらりとあるだけ。
アプリを開くと画面の上端あるいは下端に4個程度のボタンアイコン。
そんなシンプルなアプリが多い。
操作は指の腹で液晶をなぞるだけ。
2本の指を広げればズーム逆で戻る。
スタイラスは不要でアバウトな操作だがそれなりに動いてくれる。
実に使い勝手を良く考えて作ってある。
ハードが出来上がった後でかなーり実際に使って試したのだと思う。
実際に使って試せばE30HTの様に追加ソフトを入れないと一日バッテリーが持たないなんてすぐ気づいて直せたはずだ。
生身の人が使う商品、何のために使うのか、そのために何を大事にして、何をそぎ落とせば良いのか?
それを真剣に考えて作ったか、独占OSのモバイル版を片手間で揃えたのかの違い。
そんな違いを触っていて思い知らされる。
Windowsが人気なのだからそれに似たUIなら良いのだろう。
そんな安易な設計だから顧客が離れていくのだ。
パソコンに比べ画面は小さいし入力デバイスは限られる。
入力より閲覧が主体となる。
何でもかんでもパソコンと同じことをやりたいわけではない。
それくらい、設計者は考えないとね。
ライバルが居なくてWifi普及前はそれでも良かったのだろうけど、これからはそうはいかない。
【iPod touch 第3世代】 iPodの魅力のすべてを思いきり楽しめます。32GBAPPLE MC008J/A