テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:ロンドン事情
来月からインターネットのプロバイダーを変えようと思う。今まで利用していたプロバイダーには1年お世話になったが、かなに前から問題、特に動作環境に伴う問題が起きていて、コンピュータにも限界が来ていた。変えよう変えようと決めていて、今日まで時間が掛かった理由は単に最低の契約が1年だったので、契約不履行により罰金を払うのもバカらしく、今日まで我慢してきたのだ。今月で契約が1年を満たしたので、これを機に新しい環境を探そうと決めた。
日本ではADSLやブロードバンドと言った言葉はかなり前から定着していたが、イギリスではまだまだ入ってきたばかりの様に感じる。最近までダイアルアップが主流だったが、BT(日本で言うNTT)や世界で有名なAOL等が早くからブロードバンドを導入し、今では多くの会社が顧客獲得に名乗りをあげている。低価格を売りとする会社、良心的なサービスで勝負する会社、良心的なパッケージで顧客を取ろうとする会社等、様々である。どれも魅力的で、選ぶのに迷ってしまう位である。 数ある中からようやく一つ自分に合った会社を選んだ訳なのだが、こっちでは、プロバイダーを変えるのに結構苦労する事を今回学んだ。日本ではこんな事起こらないだろうと言う事がイギリスでは平気で起こる。また新たな発見である。 日本と一緒でADSLやブロードバンドを家で始めるには、電話回線の工事やインターネット回線を開ける為の工事費が必要となる。ただ、僕の様に既にインターネットを利用していて、プロバイダーからプロバイダーの移行に限り、MACコードなる物があれば、無料でやってくれる所が多い。僕も今回知った言葉なのだが、MACコード、叉はMigration Codeを簡単に言ってしまえば、電話回線とプロバイダーを繋ぐ特別な番号のことである。違うプロバイダーを使っても、電話回線が一緒なら、コードの変更はない。だから、新しい会社と契約を結ぶ時、このコードさえあれば、毎回高い工事費を払わずに済む。という訳でまずこのコードを入手する事から始めた。 2月の上旬に現在利用しているプロバイダーにキャンセルの依頼をしたところ、案の定引き止め作戦が始まった。20分近く延々と語り、それでもキャンセルしたいと言うと、12ヶ月目の支払いが26日で、それまではキャンセル出来ないと言い始めた。だったら最初にそれを説明すれば良いじゃん!とりあえず26日まで待つことにして・・・ 昨日再度電話したところ、案の定同じキャンセルの理由と引き止め作戦が始まったのである。正直こうも同じことを言われて、しかも20分近く語られるとイライラしてくる。きっぱしサービスが気に入らないからキャンセルしてMACコードをくれと頼むと、スタッフがとんでもないことを言い始めた。「今システムの状態が良くなく、あなたの利用しているMACコードが調べられない。それにキャンセルしたら、MACコードは無効になるから注意してね」・・・って一体何を言っているのか?システムの故障?キャンセルするの無効??そんな話は一度も聞いていない。何とか怒りを抑えながら説明を聞くと、MACコードを使って他のプロバイダーに移行する場合、いちいち電話してキャンセルの依頼をする必要がないのだ。最後の支払いは済んでいるので、後はMACコードを手に入れて、他のプロバイダーと契約を結び、コードの移行が済んだ時点で自動的にアカウントのキャンセルが始まるという。もちろん来月の26日までに移行が済まないと、二つのプロバイダーに契約料を支払うとうリスクが生じるが、それでも楽は楽である。でも、システムの故障か何だか知らないが、コードを入手する事が出来なかった。コードを入手するのに、こんなに苦労するのかなって不思議に思う。こっちのサービスだから、迅速に対応してくれない事は承知している。しかし次の支払い日は刻一刻と迫っている。明日再度電話をする。まさに3度目の正直である。これでコードが入手出来なかったら・・・今は考えない事にしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/02/28 07:22:17 AM
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