テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:ホテル
昨日突然マネージャーからフロントのスタッフ全員が呼ばれ、2月の売り上げの結果報告が言い渡された。ホテルの売り上げ状況の会議は上の人間がやることだし、今までそんな報告を下の人間が受けた事はなかった。案の定良い話ではなく、うちのホテルの売り上げは散々であったのだ。稼働率が思うように上がらず、フロントで言えば、部屋の利益が予算を遥かに下回り、3月以降のホテルの体制に位影を落とす事となった。前も言ったように、1月と2月はどのホテルもお客の数が少なく、大した利益を望めない。しかし、他のホテルを見ても、うちのホテルが圧倒的に稼働率が低く、利益に苦しんでいるのが表を見て分かる。
マネージャーからうちら下っ端の人間に伝えたのは、もっと気を引き締めて仕事を取り組み、お客に最高のサービスを提供する事だった。うーん・・・確かに言う事は分かる。例えホテルの方針が空回りしていたとしても、スタッフの対応によって、状況は大きく変わる。お客の要望に迅速に答え、例え問題が起こっても、最後までちゃんと取り組めばお客は納得してくれるだろう。しかし、残念ながら、僕達下っ端の人間は上の人間の指示が無ければ動けない。だから、指示を出す上の人間と、現場で働いている人間が上手く連携して仕事をしないといけないのである。 今回マネージャーから2月の結果報告を聞いてショックを受けたが、それと同時に嬉しくもあった。何せ今まで上の人間だけで進めていた話を初めて下の人間にも伝えたからだ。たった30分のミーティングだったけど、下の人間の意見を積極的に聞き、これからどこに向かうかを話しあった貴重な時間でもあった。コミュニーケーション、これが今年のキーワードだと思う。上も下も関係なく、もっともっと情報を交換し合って、みんなが同じ目標に向かって仕事に取り組めるよう願っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/03/14 08:13:23 PM
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