ホテルの現実
ドアマンに連れられ入ったその先には、きらびやかなロービーがあり、ベルマンの素敵な笑顔と暖かい歓迎を受ける。チェックイン時にこれから自分の泊まる部屋に期待をふくらませ、素敵な景色とBGMをバックにレストラン、バー、部屋等で各々ホテル生活を満喫する。これが僕の持つホテルの"イメージ"である。でも実際はどうだろう?ホテルに到着したは良いが、肝心のドアマンは不在。ロビーにベルマンは居るけど荷物を必死に持ち歩いていて笑顔どころではない。部屋は素敵だけど、電球が切れてたり、排水溝が詰まっていてフロア全体が水浸しになってしまった。全てのホテルに当てはまる訳ではないけど、実際こういう苦い経験をした人が沢山いるのではないだろうか?ホテルマンになって損した事、それは裏方を見てしまった事で僕が当初描いていたイメージが消えてしまったの事である。ここはこうやるべきだ!とかあーうちのホテルだったらこんな事しないの、って完全に最悪のお客にもなりつつある。ホテル内の人間関係を題材にしたドラマ「ホテル」は毎回事件は起きるが、最後は必ずハッピーエンドになる。けど実際そんなにうまくいくか~って言いたくなるほど、解決しない問題が山ほどある。もちろん気持ち良くお客さんを見送る事もあるけど、現実問題んな簡単な事じゃないんだよね。普段絶対に見ることが出来ないホテルの裏方、ホテルの素晴らしさ、ホテルで起きる事件、みんなが持っているホテルのイメージと現実のギャップなどをホテルの中を見た僕の視点から、この場で色々紹介していこうと思う。でもあまり公に書くとまずいので、控えめにね。