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昨日の続きである。
☆軽くおさらい☆ 大阪の某有名公園が、アンダーグラウンド界では有名な「覗きスポット」であることは、昨日紹介した。 そこを統率するという、「覗きのおっさん」と偶然出会ったT君とその友達は、そのままおっさんの、超ディープ話を聞くこととなる…。 今日はこの公園での、「覗き・覗かれる」ルールを簡単に紹介する。 通常「野外プレイ」が行われる場合、誰かに見られるリスクが、非常に高い。それが困る人は、どうぞ屋内で思いっきり「あんなこと」や「こんなこと」をして頂ければよいのだが、「見られる」ことをオカズにしているマニアックな人々もいるので、人の趣味は千差万別である。 しかしここで「見られたい」人に生じる問題がある。 それは、「見た人」が、決して良い人ばかりではないということ。 いちゃいちゃしているところを、ヤンキー等に襲撃されたりすることもあるらしい。 ということで、おっさんの登場である。 彼は、カップルたちを「覗かせてもらう」代わりに、彼らをこのような輩たちから「守ってあげる」らしいのだ。 ここでは、「覗き」と「カップル」が、互いの利益を享受しあう、いわゆる共生のスタイルが確立されているのである。 先の 「仕事にならへんから、あっちに行って」 という、おっさんの発言には、カップルの邪魔になることプラス、気持ちよくカップルにイチャついてもらうために、公園の掃除を行ったり、裏の茂みに隠れるスペースを確保したり、といった下準備も含まれているらしい。 そこで、タイトルにある「武闘派」の意味である。 彼は、腰に警棒を仕込んでいる。 パララララ~ ブオン、ブオン!! などと、公園の秩序を乱す連中が侵入してきたら、すかさず飛び出し、追い出しにかかるのである。 ちなみに、おっさんは結構な年に見えるが、かなりの腕力がありそうだとのこと。 しかし、ここで本当に恐ろしいのは、おっさんの「体力面」ではなく、「ハート面」である。 私、「喧嘩」という場面において、本当に怖いのは、力が強い奴ではなく、ハートが強い奴だと思う。(ハートが強い、にも様々な解釈があるが、今回はそれを語る場面ではないので、置いておくとして) おっさんは、このハート面が異常に強いらしい。 「公園の掟(覗きに関する)を侵す奴らは、絶対に許さない!!」 おっさんは、強固な意志のもと、今までにも、何人かの暴走族たちを病院送りにしてきたという。 それを証拠に、途中で公園にうるさげなバイクが入ってきたとき、すかさず 「こら~!!」 と警棒を振りかざして、飛び出して行ったらしい。 「君らも、ショウモないこと言ったら、これで殴ったらろうと思っててん」 実は寸でのところで、危機を免れていたT君たち。 まさに「九死に一生」スペシャルである。 さて、次回はこの公園での「覗く側のルール」について触れたいと思う。 「覗き側」に参加するには、きちんとおっさんを通してからでないと、先の暴走族のような、エライ目に遭うことになるのだ。 第3章をお楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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