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カテゴリ:ワタシ
今日から、某大阪の印刷会社で1ヶ月の企業研修です。
HP担当の専務と朝から打ち合わせ。壮大な計画(理想)をお伺いした後、今後作業する予定の部屋に案内された。 殺伐と散らかった部屋で、数名の若者が働いていた。 皆、忙しそうであった。 簡単に紹介された後、 「今日はバタバタしていて席が用意できていないので、月曜からこの席を使ってもらおうと思ってます」 と、部屋の端っこの席を支持された。 「じゃ~、今日は4階の僕の部屋でやってもらいましょう」 そう言うと、宮崎駿似の専務は、自分の部屋にワタシを案内し、2個ある机のうちの1つを、バタバタと大雑把に片付け始めた。 「じゃ~、今日はここで作業してください」 私は専務のパソコンを使い、専務のフカフカの大きな椅子に踏ん反り返りながら、ネットサーフィンして一日を過ごした。 (念のため、参考になるHPを探すための波乗りです。決して遊んでいたのではありません) 途中、かわいい女子が 「お昼持ってきてなったら、一緒に買いに行きましょう」 と部屋まで来て、誘ってくれた。 それ以外は、ほぼ誰とも接触せず(駿専務は何度か部屋に来た)1人っぽっちで、一日を過ごした。 「重役とは、こういうものか」 と、いささか誤った感想を抱きながら、黙々と作業していると、専務がやってきて、おもむろに言った。 「アンセさん、ずっとここで作業してもらってもいいかな。ここのほうが広いし、どうだろう?」 「…お邪魔じゃなければ…」 かろうじて答えた。 笑顔をたたえたつもりだが、わずかに声がかすれていなかっただろうか…。 来週から、私「専務待遇」です。 個室で専務と二人っきりか、ふんぞり返りながら、1人黙々と作業します。 誰にも何にも聞けません。 分からなくても、できなくても、もう無視です。 ただでさえ、技術面に不安を残す私。 果たして、ホームページは期待通り完成するのか?! 居眠りだけは気をつけよう(毎日眠り薬を昼ごはんに盛られているので)と、堅く誓った私であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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