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2006.07.04
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カテゴリ:子ども
通勤している駅に、七夕の笹が飾ってあった。

そもそも、どうして短冊にお願い事を書く制度ができたんだろうか。
大体、年に一回しか会えなくて、いっぱいいっぱいになってる織姫や彦星に、なんか頼んだところで、他人のことに構ってくれる余裕なんてあるはずもなかろうに。

まぁ、そんなことはさておき、そこに書いてあったお願い事である。

駅においてある、いわば公共の笹であるにも関わらず、いろんな願い事がぶら下がっていた。

しかも本名を記入しての、恥さらしっぷり。


ということで、私の目に留まった数点をご紹介。

せっかく個人的な、願い事ができるチャンスであるにも関わらず

「阪神が日本一になりますように」
という、異常な阪神思いの願い事。

「人にやさしく、いつも笑顔をわすれずに」
など標語じみた、およそ願い事とは程遠いもの。さらには

「成績が上がりますように」
「お小遣いが上がりますように」

といった、自己努力で何とかなりそうな、怠け者特有のお願い事(ちなみに、この願い事は二つとも、上原君:推定小学4年が書いたものである)など、様々である。

ちなみに、駅員が引いているのは、気づいていたが、笹の周りをぐるっと一周して、じっくり読ませていただいた。


しかし、一番切実だった願い事は、これである。

「ずっと日本にいたい」

軽く犯罪の臭いすら感じさせる、痛恨の一枚であった。





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Last updated  2006.07.05 00:37:15
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