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カテゴリ:発見事項
だいたい、細木数子の手口が分かった。
落として上げる。 大体、最初にその人が不安になるようなこと(普通の人間は、性格上の問題を抱えているものだ。例えば、誰でも多かれ少なかれ「自分勝手」と言われれば、心当たりがあったりする)を言う。 分かりやすく言うと、怒られるのだ。 その際、言い訳は許さない。 間違って、口ごたえでもしようものなら 「地獄に落ちるわよ」 で一蹴。反抗期を見せていたゲストも、だいたいこの一言で従順になる。 そして、散々説教されたゲストが、身も心もションボリ、ガックリきたところで、細木は魔法の言葉をささやく。 「大丈夫、あんたならやれるよ」 細木は、「人として」当然のアドバイスをする。 彼女が言うことは、決して難しいことではない。 常識的に、とても正しいことばかりだ。 「がんばりな」 すると、地に落ちたゲスト達は、優しげな笑顔で、救いの手を差し伸べてきた細木を、眩しそうに見つめる。 コロッと洗脳されてます。 救われた~みたいな表情になっちゃってます。 私のこと分かってくれてる~的信頼感を、持ってしまってます。 これは、モテル男のやり口と酷似している。 最初、目当ての女の子を非難しておいて、後から褒める作戦。 例えば、 「オマエの顔って、地味やな~。目も小さいし」 「え~、ひどいな~。そんな言い方しなくてもいいやん」 「でも、オレ結構タイプやで。目が大きい子とか、苦手やねん」 …など。 まさに、落として上げる作戦! しかし、モテ術としてならともかく、人の心の不安を利用して洗脳する方法は、あまり好感が持てない。 細木が言っていることは、大方正しいと思う。 いいこと言ってると思う。 なのに、めちゃんこ腹立つ理由はひとつ。 オマエが、全く実践できてないやんけ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.08 22:30:26
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