朝っぱら、父から厳重注意が下された。

「靴箱の前のブーツ、カビが生えてるで」

正直、倒れそうになった。
カビとか、そんな単語を聞いただけで、めちゃんこテンションが下がった。

靴磨きとかする…？

とりあえず、今年の冬は、週一でブーツの手入れをしようと決心した。
ちゃんと磨いて、大事にしよう。
決めた、決めた。

しかし、この冬の手入れ目標を決心したところで、今のカビが消えるわけはない。
とりあえず、今発生しているカビを除去することが、私に課せられた急務だ。

一大決心をした私は、とりあえず激闘を繰り広げる高校野球が終ってから、ことに及ぶことにした。
予想外の延長１３回に、着手が随分遅れてしまったが、まぁ結果から言うと、無事にブーツは救出され、さらに下駄箱の整理までし、大量の履いていない靴を処分した。

掃除をすると「ものすごく頑張った」気がして、ちょっと満足感に浸れるな。
そう、今日は休日のわりに、非常に頑張った一日と言えよう。
よく頑張った！
自分で自分を褒めてあげたい。


あ、全く関係ないのだが、このたび激戦を制した『日大山形』の校歌を聞いて、のけぞった。

ボーイズ　ビ～　アンビシャ～ス

冒頭からいきなり。
しかも2回繰り返しました。

あまりのインパクトに、あとの部分の記憶はありません。
心なしか、選手も歌いながら、苦笑いしてたような気がします。