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カテゴリ:発見事項
千葉の友人の家に行ったとき、テレビゲームをした。
正確には、「しているのを見ていた」だけだが。 私はテレビゲームをしない。 子どもの頃、ファミコンなどが流行ったときに買ってもらえなかったこともあり、「出遅れた」ことから、参加していないという理由が大きいが、一番の理由は「向いていない」とか「興味がない」なのかもしれない。 実際大人になってから「PS2」とか買ってみたりしたが、結局すぐやらなくなった。 飽きっぽいこともあるが、目や手腰などが痛くなることも大きな原因のひとつだ。 なので、最近のゲームがどの程度「進化」しているのか全く知識がないわけだが、このたび世の中で「子ども達がおかしくなっているのはゲームのせい」と叫ばれている理由を、ようやく肌で実感した。 友人が実演してくれたのは、「バイオハザード4」というゲーム。 その名のとおり、細菌に犯されてゾンビと化した人々に制されている村に、どっかの偉い人の娘を救出に行くストーリーなのだが…。 ビックリしたことが3つあったのでお知らせする。 1 ゾンビをピストルで撃つと、かなり生々しく血が飛散する。ところがダメージを受けたように倒れたりもするが死なない。彼らを倒すには額のあたりを撃ちぬくしかないのだ。 撃ってもなかなか死なないため、何度も玉を撃ち込むことになる。実に恐ろしい映像。 2 勝手に人の家に入って、棚やら樽などに入っているアイテム(金貨、宝石、鉄砲の弾等)を拾っていく。 正直これは不法侵入および窃盗である。 また落ちている宝物を、すぐに拾って自分のものにするさまは、ヒーローの姿を持ってしても、なかなか貧乏臭い。 3 カラスを撃つ。ちなみにカラスはゾンビとは違い、主人公になんら被害を与えることはない。 撃たれたカラスは、羽が飛び散り、その場にグッタリと倒れる。 すると主人公はおもむろにそこに歩み寄り、殺したカラスから現れた金貨などを拾うのである。 泥棒、無用な殺生、しつこく相手に止めを刺す… これらの行為は、すべて自分勝手(ゲームを進めるため)な都合により、正当化され推奨されている。 ゲームだとわかっていても、あまりいい気がしなかった。 ちょっと後ろめたかった。 これを子ども達がしているのだと思うと、危険極まりないと思った。 分別のある大人でさえ、ちょっと思考回路がおかしくなる。 現に私も、最初は「え~~~!!」と思っていた殺戮、泥棒および殺生行為を、だんだん何とも思わなくなっていったのだから。 売れるためなら、何でもしていのか…。 やっぱりこういうゲームには、R指定が必要なんじゃないかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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