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カテゴリ:発見事項
セカンドオピニオンという言葉が一般的になって久しい。
直訳すれば、第二の意見。具体的には、診断や治療方針について主治医以外の医師の意見をいうそうですが…。 私がひねくれてるのかもしれませんが、主治医とセカンドオピニオンの意見が違っていた場合、何となく主治医が間違っていたと思ってしまいませんか? もっと慎重を期すなら、第3、第4の意見を聞くべきだし…、でもそのうちの何番目の人が一番正しいかなんて、ほんとのところはわかりません。 人は、あとから聞いた意見のほうに、より信頼をよせる傾向があると思いませんか? というのも数日前、例によって電車で「○○という駅には、この電車に乗っていていいのか?」ということをおばさんに聞かれた。 環状線というグルグル回る電車だったので、どの駅にいくにも乗りっぱなしで大丈夫。 「いいですよ」 と答えたものの、「どのくらいかかる?」とも聞かれた。 「あと15分か20分くらいで行くと思いますよ。でもどこから乗られたのか知りませんが、反対周りのほうが速かったかもしれませんね」 というと、おばさんたちは 「もう~ギリギリよ。さっきの男の子がこっちに乗れって言ったから~!!反対に乗ったほうがよかったみたいよ~!!!」 とざわつき始めた。 おばさんたちは、セカンドオピニオンであるところの私の意見を無条件に信じた。 ちゃんと乗車駅でアドバイスをくれたそのお兄さんのほうが、私よりよっぽど状況を把握していたにも関わらず。 テレビを見ていても、討論みたいになったとき、先に意見を言ったものより、後から反論した人のほうが有利な展開になっていることが多い気がする。 セカンドオピニオンマジック!! なんとなく人を信用させるテクニックみたいなのに使われてそうだな…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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