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カテゴリ:ワタシ
だいぶイタイ人間であることを告白するが、私はかなりの妄想家である。
電車に乗っては、 「今これが事故にあったら、まず窓から脱出しよう」 とか、夜、帰宅途中に男の人とすれ違うときは、 「もし刃物を持って突進してきたら、まずカバンでそれを受け止めて、防犯ブザーを鳴らして、明るいところに向かって全力疾走しよう」 とか、果ては公園などを歩いているときに、 「カラスに突然話し掛けられたら、まずは聞こえてないふりをして、それでもしつこいようなら、一応私を選んだ理由から聞こう」 とか…基本的に様々な妄想(多くは負の心配)をしながら歩いているため、よく人から「ボンヤリしている」と心配される。 今朝などは、花に水をやろうと屋上に行くと、干してある洗濯物のハンガーが風に揺られて「キーキー」変な音をたてており、それがまるで何かの話し声に聞こえたから大変だ。 不明瞭(昔話を話すインコみたいな感じ)な発声で、甲高く聞こえてくる音に、 「もし何か意思を持った言葉が確認できてしまったらどうしよう」 と怖くなり、ものすごい早さでその場を立ち去ってしまった。 「おまえ~聞こえたんか~」 みたいな感じに聞こえてしまいそうで、マジで恐ろしくなり変な汗まで出たのだから…。 このように病気が進行している私だが、部屋の掃除をしていると、懐かしいメモ帳が出てきた。 中をペラペラとめくると、こんなことが書いてあった。 「宅配便の不在票が、わざと留守を狙って入っていたら」 「一本道の迷路」 「ネットオークションで秘密を買う」 ちょっと創作意欲が沸いてきました。 こりゃ一本、短いお話でも書いてみるか~って感じです。 ベストセラー小説の書き方←こんなん読んで書いてみる? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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