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カテゴリ:NLP
今日から新しい学びの旅が始まりました。 福岡にて、株)NLPラーニング、有)マリーロータス共催の第7期米国NLP協会認定プラクティショナーコースです。 第6期までは菊池龍全トレーナーが進行されていましたが、後を引き継ぐ形となりました。 エレガントでパワフルでユーモアもあり、高野山で密教の僧侶として得度を受けられた菊池トレーナーの後任ということで、少し緊張をしないでもなかったのですが、私は私以外の何者にもなれないので、ただ私のままに、コースを進めて行こうと思っています。 その始まりの今日。素敵なご受講生の方々と出会いました。また、わくわくする変化と学びの旅が始まります。 わたしがなぜNLPを伝える立場を取っているのか?というと、 ありのままに生きるということをしていくときに、NLPを知って活用することは効果的だと思っているからです。 自分のまま、ありのままに生きるというのは言うは易し、行うは難しかもしれません。 自分がしたいと思うことをする。 自分に正直に生きる。 ありたいようにある。 それは、勇気と強さと決意が必要かもしれませんし、一方でとても楽なことかもしれません。 わたしたちは生まれてから今まで、住んでいる国や地域や家庭の文化や、慣習、社会や企業の風土、社風などに、影響を受けてきています。 それは、必ずしも自分自身が、自分らしくいられるものばかりではないのです。 わたしたちは思い込みの枠の中から社会や日常を見て、喜んだり苦しんだりします。 それが事実であるように錯覚します。 しかしほんとうにそれは事実なのでしょうか? あるとき、わたしはエンジニアの方々への企業研修をしました。普段はご自身とパートナーの方とで主に研修を請け負っておられる方が、研修の発注が多いので手伝ってほしいと言われて行った研修でした。 実際に研修をしているとき、私のフィルターを通して、ご受講されている方々を見ていて、余り反応がないように思いました。そして今日の研修は失敗だった。うまく伝えることができなかった。役に立つ研修ができなかった、と落ち込んで帰った覚えがあります。 あまりにも研修を紹介してくださった方に申し訳なく思い、研修直後に報告の電話を差し上げてから、気まずく思い、連絡ができなくなりました。 なぜなら、研修後のアンケート結果が、主催してくださった方の手元に届いているはずだからです。 きっと、研修アンケートの結果は最悪だろうと思うと、いたたまれない気持ちがしていました。 そのまま半年ほど過ぎました。 そして、どうしてもその方に連絡をしなければいけない用ができましたので、勇気を奮い起こして電話をかけました。 「以前ご紹介いただいた研修では、ほんとうにすみませんでした。」 と、第一声に謝っていました。 すると、その方は驚くようなことをおっしゃったのです。 「あ、あの研修ね!私の会社始まって以来の高得点のアンケート結果だったんですよ。いや~大江さん、すごいですね。」 えー?! この半年間、ずっと重い気持ちでくよくよしていたのは、何だったのだ?! 言葉を失いました。 人生は思い込みです。 と、セミナーなどで話している私も、驚くような思い込みで、ひとり根拠のない落ち込みをつくりだしていたのでした。 自分だけのストーリーの中で、全く持って意味のない苦しみをつくってしまっているとしたら、 それをあなたは続けたいでしょうか? わたしたちは、夢を見ながら生きているようなもの、という表現をする人もいます。(「四つの約束」ドン・ミゲル・ルイス) 今見ている世界が、もしあなたが作り出した夢なのだとしたら、その夢から、さらにもう少し幸せになる夢を見るのもいいかもしれないし、更に、夢から覚めていくこともできるかもしれません。 そして、ほんとうに自分としてありのままに生きるとき、世間の価値観にあわせるのではなく、変化していく世の中についていくのではなく、自分軸に沿って生きる幸せがあるのではないでしょうか。 そこに向かって活動したいと思うとき、NLPと伝えることが有効であると思うから、NLPのトレーナーをしています。 自分、人間がどんな風な仕組みで行動したり、感情を感じたり、あることを避けようとしたり、あることに向かおうとしたりするのか?のメカニズムを知って、それを活用していく。 不要な行動や思考のパターン(プログラム)を手放していく。 そうすることで得られる心の自由、心の豊かさ。その実感を感じているからこそ、お伝えしていくという立場に今私はいます。 オープンで積極的で、素直で、楽しむ方々との10日間の学びの旅は始まったばかりです。 これからどんな体験がこの場に起こって来るのでしょうか。 楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年09月01日 01時02分33秒
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