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堂ヶ島でキャンプ場を開いたという知人のキャンプ場へ、訪問しました。 いいお天気。下田からバスに揺られて1時間半で、堂ヶ島のバス停に着きました。 丘の上から太平洋の大海原を見下ろしながら、きらきらと反射する海の面と、たっぷりと豊かな潮の青さに目を細めながら、ゆっくりバスに揺られていきます。 ふと気付くと、私のほかにもう一人釣りのお客さんが乗っているだけです。 進行方向に富士山がすっきりとたたずむ姿が見え、かもめの声も聞こえてきます。 時折、車窓からの景色を眺め、時折持っていった本に目を落としながら、30分くらい経ったかな?と思って時計を見ると、もう1時間30分が経過していました。 さあ、堂ヶ島についたら、夏前にお会いしたときより、なおいっそう日焼けしてワイルドになった知人が迎えに来てくれたジープでキャンプ場へ向かいます。 だあれも通らないような、急斜面にガードレールのない道をくねくねと進みます。 さあ、ここですよ。 といわれて見下ろすと、はるか下のほうにある海岸に確かにキャンプ場があります。そこに、昨夜から宿泊している知人たちの姿。 随分下まで行くんだなあと思っていたら、「これに乗っていきます」といわれた乗り物を見て、ぎょっ!!としました。 「インディージョーンズみたいですよ。」 とあらかじめ言われていたわけが分かります。。 急勾配を一本のレールが直角に下っていて、そこに使い古されたはこ状の荷物置きのようなものを指差されたのでした。(恐らく農業の荷物運搬用のものです。ぼろぼろです) いやだ!私は歩きます! ととっさに応えてしまいました。 が、歩いたらどれほどの藪を書き分けて行くんでしょうか?観念して、乗り込みました。 ディズニーランドのアトラクション以上の臨場感とワイルドさです。。! キャンプ場に着くと、先についていた仲間の方々が手を振って迎えてくれました。 ここは、本来船でしか行き来できない場所なのだそうです。 そこにテントを張って、宿泊します。すぐ目の前は入り江です。 昼食に出てきたブイヤベースはとってもおいしくて、知人とその仲間の方、そして前夜から泊まっていた方が、シュノーケルをつけて銛で獲ってきてくれた新鮮な魚たちが入っています! そうなんです。食べ物は自分たちで獲る!んです。 最高にワイルド。このキャンプ場のできたいきさつをうかがってますます面白くて、盛り上がってしまいました。 そして、生まれて初めてシュノーケリングをしました。 台風が近づいているらしく海の波が高めでしたが、体験を通して、とても学んでしまいました。。 慣れないため、海中に顔をつけることが長時間できず、習慣として顔を上げてしまうのですが、顔を出すと波や流れに逆らうことになり、岩場に波とともに打ちつけられてしまいます。 一方、顔をつけたまま波に漂っていると、流れに身を任せることができて、そうした危険で痛い目にあわないのです。 ただ、流れに身を委ねる。慣れた環境だからといって、空気中に顔を出そうとするのではなく、海に入ったらその流れの中にいる。 海という自然から、またひとつメタファー(比喩)として、生きかたを教えてもらったような体験でした。 ほんの短い滞在でしたが、ほんとうに心行くまで楽しんだ堂ヶ島Ken Village出のワイルドキャンプでした。 はっしーさん、健介さん、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年09月10日 17時21分25秒
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