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前日名古屋でセミナーでしたので、そのまま名古屋にて、コーチとして活動を始めたばかりの方や、コーチング、研修講師の活動を着実にされている方、組織内でしっかりと新しい領域を開拓され、ムーブメントを起こされている方とお会いしていました。
名古屋はわたしの出身地で、36年この地域に住んでいましたから、お知り合いの方も多いのです。 それぞれにお知りになりたいことがあったようで、質問に答えているうちに、なんだかコーチングを学び始めた頃の自分の気持ちを久しぶりに思い出したり、コーチ養成学校のインストラクターだった頃によくいただいた質問を思い出したりしていました。 そして、多くの方が陥るある考えや、持ってしまう囚われの視点などを思い出していました。 「こういう場合、普通はどうするんですか?」 「大江さんは、どうされているんですか?」 「他の人たちは一般的にどうなんですか?」 コーチングをするときに、あるいは何か選択するときに、どうしているのか?という問いかけがありました。 こういうときには、 「あなたは、どうしたいんですか?」 と尋ねます。 相手の中にある答えを引き出し、主体的に行動していくことを支援するコーチは、コーチ自身が自分の中にある望みと一致して生きている状態でいるのだと思っています。 だからこそ、「普通皆はどうしてるの?」という問いが出てきたときこそ、自分はどうしたいのか?を自分に問いかけます。 コーチングを始めた初期の頃、私もコーチに問われたことでした。 現在はこの自問自答を繰り返し、さらに世の中の多数派と思われる方々の感じる「普通」から離れ、オリジナルな生き方になっていることを自覚しています。 例えば結婚という選択をしていないこと、一定の土地に住み続けないこと、同じ場所を職場、事務所として毎朝通うことをしていないこと、月曜日から金曜日までの日中が勤務時間ではなくむしろ自由時間であることが多いこと、年度末の2週間を熱帯雨林に旅に出たこと、ある資格試験の受験直前に海外に一人旅に出てしまったこと、事前に計画を立てるよりも、直感的に思いついて行動する事を大切にしていること、などなど。。 私の中では普通で当たり前のことですが、周囲の人から「それちょっとあんまりないよね」、と言われて、ああそうなんだなあと気付く、そんなことがあります。 *他の人たちと「一緒」であることで安心する、と言う感覚は、誰しもの中に根源的なところにあるともいえますし、一方で自分を追及すると、どんどん個性が明確になってくる、ともいえます。(ここでは詳細は省略します。またいずれ書きたいと思います) そして最近になるにつれ、自分のしたい感覚で生きられることを実感しています。 自分の中になくなってしまった視点を思い出すことはなかなかできにくいものですが、今日の対話の中から、こうした視点や、ある思い込みを持つことで自分を不自由にしたり、枠組みにはめ込んだりしてしまうのだということを改めて思い出しました。 未だに私の中にも、不要なはずなのに持っていて、ちょっと不自由になっている思い込みがあることに気付く時もあります。 そして、やっぱり対話することは大事だなあと、つくづく思いました。そして3人の前向きな、ひたむきな、力強い方々と過ごしながら、何を誰に発信するのか?について改めて気付きがありました。 19日にお会いした方からの感想のメールです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 前回ワークショップで初めて大江さんにお目にかかった時 以前メールでもお伝えしましたが『心が軽くなる』体験をしました。 昨日もそうでした。 その放たれる空気感がとても魅力的でした。 本当に私にとってとても貴重な時間になり 大江さん、そしてKさん、Mさんには感謝でいっぱいです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ このメールを受けて返信をしたところ、その方から次のような返信がありました。 >コーチは「自分の生きたいように人生を生きることは可能であるし、そのほうが > 人生は幸せに、豊かになる、と体現する人」といえますね。 という私のメールの文面を受けて 「この言葉を私は長い人生で待っていたような気がします。」 と言うメールとともに、この後、お母様に大切な、これまで話せなかったことを話されたのだそうです。 こんなメールが届きました。 「このプロセスが無ければ 大江さんの言われる コーチという人 になることはできないと思ったので 前から迷っていたのですが、とうとう今日伝えることができました。 うれしいです。」 何事にも「こうでなければならない」というものはないと思っています。 ”「コーチは「自分の生きたいように人生を生きることは可能であるし、そのほうが人生は幸せに、豊かになる、と体現する人」といえますね。” この一文に対して、私の「コーチとは」、と言う哲学の中には、こうした考えがあり、だからこそわたしは自分自身を自分の生きたいように自分らしく生きることを実現しつづけています。 しかし私が申し上げた言葉通りに誰もが生きる必要があるわけではありません。 そして、一度お会いして対話したことがきっかけとなって、大きなブレイクスルーを体験され、気持ちがすっきりされたというご報告をいただけたことは、その方の芯にある強さやもともとあった実行力や情熱を見せていただいた気持ちがしてとても嬉しいものでした。 Kさん、おめでとうございます。 そしてご報告ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年04月26日 09時50分33秒
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