姉男（あねお）のワインやっちまった？

 そりゃ、コーヒーはブラック党でもさ・・・

以前は、札幌市内にあるコーヒー店をいろいろ周り
挽きたてのコーヒー豆を少量ずつ購入していたけれど、

飲みたい時に買いに行く時間がなかったりと、
ちと不便なこともあるので

最近の主流は楽天の『加藤珈琲店』で、まとめ買い。

すでにいろいろなコーヒーをレビューしていますが
前回購入したものが家人からも不評・・・。

で、代わりにお得で美味しいものを探していて、
お買いものマラソンの前に、目にとまったコチラ

※セール期間終了のため、ページが削除されているようなので
代わりに同じ豆の通常品（500ｇ￥2016）を載せておきます

（画像クリックで商品ページへ）

■商品名：RAエルサルバドル2kg大入り珈琲福袋(Mエル×4)

■レビュアー：姉男 

■レビュー内容

タイムセールで２kg￥1999で購入（通常品500ｇより安い）。

で、セール期間だったため、商品名も上記のように簡単に
記載されていますが、

店側の商品名シールによると、正式には

「レインフォレスト　アライアンス　
　エルサルバドル　スペシャルティコーヒー　
　エルカルメンエステート　ブルボンスペシャル」

ヒー！　なになに？何の呪文？

一つ一つ解説すると、
まず「レインフォレスト　アライアンス」というのは
このマーク。

Rainforest alliance。略してRA。

地球環境の向上や熱帯雨林を維持することを目的に
１９８７年に設立された、国際的な非営利の環境保護団体。

主な活動は、熱帯雨林や野生動物をはじめ、水資源の保護、
その国・地域で働く従業員の労働環境向上を目指すこと。

そして、
この団体が上記についての厳しい基準を満たす農園に対して与える認証が、
「レインフォレスト　アライアンス」認証。

この農園は単にもうけ主義のトコロとは違って、

環境保護もやってるし、従業員の労働環境も守っていますよ～
というお墨付きネ

買う側にとっても、
この認証（先ほどのカエルマーク)のついたコーヒーを買うことで、
生産国の熱帯雨林の保護にも貢献することに...。

その他、詳細はレインフォレスト・アライアンスのHPへ

さらに商品名の解説を。

「エルサルバドル　スペシャルティコーヒー」は文字通り
中米の国「エルサルバドル」産のコーヒーなんですが

日本の九州の半分くらいの面積の小さな国

グアテマラやホンジュラスなどコーヒーの産地に囲まれ、

火山が多く、ミネラルを含んだ土壌でのコーヒー栽培を行い
輸出農産物の半分はコーヒーという国。

栽培されるコーヒー豆の種類は、ほとんどがブルボン種

ブルボン種は、
　世界のコーヒー総生産量の70～80％を占めるアラビカ種の中でも
　二大原種のうちのひとつ。
　
　香りが高く、甘味やコクがあるグルメなコーヒーだけれど、
　寒さや病虫害に弱く収穫が1年おきと、量も少ない品種

ハイ再び、商品名。
「エルカルメン　エステート」。コレは栽培された農園名。

エルカルメン農園は、家族経営で５代続く農園。

100％ブルボン種のみを栽培する頑固な農園で、先ほどの
レインフォレスト・アライアンス認証農園にもなっている所

コーヒーの木は、自然林の中で栽培されるため日陰栽培。

自然林でおのずとコーヒー栽培に適した環境を作り出し、
カササギ、アカノドカラカラなどの野鳥もやってくる珍しい農園だそう。

また、赤く熟したコーヒーの実は丁寧な手摘み収穫し、水洗。

これらにより甘みのある爽やかな酸味と力強いコクが出る。

そして肝心の味。

まず香りが
完熟したルビーグレープフルーツやラズベリーのような
甘酸っぱいもので、とってもフルーティ。

ほんのりした甘さと共に広がる適度なコクとがあり、
嫌味じゃない酸味が本当に爽やか。

苦みは抑え気味だけれど、
苦み好きな姉男でも決して物足りない感はない。

苦みはあるけど、質が違うというのかな？

べたりと張り付くブ厚い固形の苦み感ではなく、
心地よい風が吹き抜ける如く、気体のような軽やかな苦み感。

一杯飲んでも満足感があるし、次の杯をすぐに飲んでもくどくない味。

コレはゼヒ、フルーツなどと一緒に朝に飲みたいコーヒー。
コレ飲むと、一日が爽やかに過ごせそうでいいワ。

一日何杯飲んでもよさそうな、美味しいコーヒー！

今回、コーヒーは当たりでよかった。

今回字数オーバーで、オチが載せられない・・・

足跡がわりにぽちぽちっとお願いしやす