|
カテゴリ:カテゴリ未分類
結局検査をして結果、緊急手術をすることになった。
急だったこともあり私の頭の中は恐いとかそんなことより、今夜の上司の送別会は私が幹事なのに・・・とか出席できなかったのに会費を払ってしまった~とかそんなことばかりだった。 このあとお母さんとぽちくんがたぶん人生で一番長い夜を迎えようとしてるとは知らずに。 あとで聞いた話だが、かなり危険な手術だったらしい。 テレビドラマに出てくるような緊張感の中、私は麻酔でぼーっとしながらぽちくんたちに手をふって手術室へ。 お母さんとぽちくんは家族用の部屋を与えられ、眠れない夜をすごしたようだ。 私の手術のあいだにぽちくんが私にむけて書いたメールが3通。 今ではこれが私の「泣きアイテム」 とても感動というかどうやってものろけてしまいそうなので内容は私だけの秘密にしておこう! 手術が成功し、朝目をさますとふたりとも殺菌された白衣のようなものを着て心配そうに除きこんでいた。 ICUでの面会は一日2回。しかも1回30分で二人までだ。 にもかかわらず、二人とも面会時間のたびにきてくれ、ぽちくんは人工呼吸器のでしゃべれない私のために(手文字があまり伝わらなかった)手づくりの「アイウエオ」の表を小さくたたんでもってきてくれた。 就職活動はどうなっているのか?ごはんは食べているのか心配だったが、文字板で話すのはかなり大変なのであきらめた。 ICUにいるあいだもぽちくんの愛情あふれるメールは続き・・・ 早く就職してほしいけど、毎日きてほしい・・・複雑な思いの私なのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|