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カテゴリ:パワースポット・神社仏閣
今年は、思ったよりも花粉症が酷くなかったので、桜のお花見を楽しみました。
近くの緑道で、桜三昧していて、珍しい桜だなと思っていました。 赤と白の花があり、さらに赤と白が混ざっている花でした。 実は、桜だと思っていたのですが、桜ではなく、「源平桃」という花桃の木だそうです。 名前の「源平桃」は、白=源氏、紅(赤)=平家が入り乱れて戦った「源平合戦」に例えられこの名が付いたのだそうです。 珍しいこの花、咲き方は土壌やその年の気候によって、同じ木でも、白やピンクの花のつきかたが毎年違いというユニークな桃の木。 古事記にも、桃が出ていますね。 イザナギが黄泉の国に妻のイザナミを尋ねて行った帰り道、追って来る黄泉の国の怪物達に桃の実を投げて、これをしりぞけています。桃は古くから日本にあったようです。 源平桃は、江戸時代に、日本で品種改良によって誕生した観賞用の桃ノ木です。 しかも紅白桃としてもたいへんおめでたいのに、それをあえて「源平桃」と名付けています。 遠い昔、源氏と平家が戦ったその時代の名残を、桃という、邪気を打ち払うとされる木にとどめています。 源平桃の咲く4月上旬から4月下旬は、壇ノ浦の戦いがあり、旧暦だと寿永4年3月24日、西暦1185年4月25日とな り、山口県下関の沖合で行われた戦いです。 紅の桃の花を見ると、儚さと凜としたものを感じ、なんだかもの悲しさを感じてしまいます。 源平の桃とわかると、なんだか複雑な想いが込み上げてきます。 私は、一緒に共存している、白や赤の花、白と赤が入り混じった桃の花を見て、やっと和合出来たと思えたのです。 なぜなら、源平桃は、とても優美で、美しかったのです ありがとう≧(^▽^)≦ ☆エミリア☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.16 21:21:42
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