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本大好き!お花大好き!のあんじぇから ロマンティックな記念日を紹介いたしますぅ。 (*^^*) 4月23日の今日は、サン・ジョルディの日です♪ 以前にも(時期はずれの秋に)、(;⌒▽⌒A このブログで紹介したことがあるのですが、 サン・ジョルディの日、 皆さん、ご存知ですか? サン・ジョルディとは、 ドラゴンを倒し、生贄の王女を救ったとされる スペインのカタルーニャ地方に伝わる伝説の騎士です。 剣の一突きでドラゴンを打ち倒した時に流れた血から、 真っ赤なバラの花が咲いたことから カタルーニャ地方では 男性から愛する女性に、愛の証として、 赤い薔薇を捧げる習慣が生まれました。 その伝説の騎士、サン・ジョルディの殉教の日と シェイクスピアや文豪セルバンテスの命日が 同じ4月23日であることから、 男性には本、女性には赤いバラを贈り合う サン・ジョルディの日が誕生したそうです。 日本に、サン・ジョルディの日が紹介されたのは 1986年のことです。 そして、1995年、ユネスコにより サン・ジョルディの日である4月23日は 「本の日」と指定されたそうなのですが、 日本では、あまり知られていないみたいですね~。 私、本屋さんでも花屋さんでもないけど このロマンティックな愛溢れる記念日を 日本中に浸透させたい~なんて、 密かに思ってるのでありますぅ。(笑) 4月23日、サン・ジョルディの日には 男性からは、愛する女性に花束を~♪ 深紅のバラ一輪って言うのも、 サン・ジョルディの日っぽくって素敵です♪ 庭に咲いてるヴィオラを ちっちゃな花束にしても、かわいいかも♪ 女性からは、愛する男性に一冊の本を。 純愛もの? 冒険もの? 任侠もの? 愛する人の笑顔を思い浮かべながら 本を選んでみませんか? サン・ジョルディの日に 伝えたい想いを添えて・・・・。 余談ですが・・・・。 このサン・ジョルディの日が誕生した スペイン、カタルーニャ地方は、、 私の敬愛する偉大なるチェリスト、 パブロ・カザルスの故郷でもあるのです。 チェロの神様と言われたカザルスは、 チェリストの命でもある チェロを封印する(演奏しない)ことで 戦争に抗議し、世界平和を訴えた人です。 95歳直前の1971年10月24日、 カザルス最後の国際舞台になった 「国連デー」記念コンサート・・・。 「私はもう十四年もチェロの公開演奏をしていませんが、 今日は弾きたくなりました」 運ばれてきた愛用のチェロを手にとって、 「私の故郷のカタルーニャでは、 鳥たちは平和(ピース)、平和(ピース)、平和(ピース)! と鳴きながら、空を舞っているのです。」 そう言葉にして、カタルーニャの民謡である「鳥の歌」を 弾き始めました。 井上頼豊氏は『回想のカザルス』で、その時の様子をこう述懐してます。 静まり返った会場に流れた《鳥の歌》。 その感動をことばで表現するのはむずかしい。 強いていえば、巨匠の人生と思想がこの短い曲に凝縮されて、 聴くものの心をゆさぶった、ということだろうか。 全聴衆と演奏者が、そして世界に放映された録画に接した人たちが 同じように涙を流したのだった。……(後略) 私は、カザルスを紹介した番組 「知ってるつもり」で この演奏風景を、観ました。 カザルスが、右手を高く上げて、 ピース、ピース!と繰り返しながら口にした 彼の魂の叫びにも聞こえた言葉。 そして、「鳥の歌」の演奏に込められた彼の想いが、 もの哀しいメロディーと共に 私の胸に深く染み込んできて 涙が止まりませんでした。 あの「鳥の歌」が どうしても忘れられずに、 翌日、パブロカザルス/鳥の歌~ホワイトハウス・コンサート のCDを買いに走った私でした~。 あんじぇ (*^^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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