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ショットバーマスター

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February 24, 2006
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カテゴリ:幸せなあり方編
いらっしゃいませ、マスターの濱田です。






いやぁ~、やりましたね、金メダル。





ニュースを観ていて、すごく感じたのが、荒川選手は、メダルを目指して

「失敗しないようにがんばらなくっちゃ」っていうような

気負ったところには全然いなくて、ホントに自分らしさを楽しんでいるなぁ

ということでした。





観ているこっちまでワクワクしてくる、素晴らしい演技でしたね。






後のコメントでも、「メダルを取れるとは考えていなかった」、

「無理をして技を決めるよりも、心地よかったことが一番」って

って言ってられたのが、とても印象的でしたね。









この言葉、わたしたちにも、「この方がずっと楽しいですよ」って

言ってくれているように感じちゃいました。










さて、前回は、


「わたしたちは意識していないと、気づかないうちに、

 幸せのほうではなく、問題に注意がいくらしいこと」、



「問題を解決すると、同時に新しい問題を生み出す」


 ということについてお伝えしました。









ではまず、これまでのおさらいです。





(1)人は、自分では気がつかないうちに、
   自分と同じような考えや環境の人たちのコミュニティに
   加わっているらしいこと。


(2)主婦の井戸端会議で交わされる会話と、
   学生のサークルでの会話が違うように、
   コミュニティの違いは、交わされる話題がまるで違うらしいこと。


(3)そして、その話題の違いこそが、
   コミュニティの違いを決定付けているということ。




(4)わたしたちは、意識していないと、幸せではなく、
   問題に注意が行きがちになってしまうらしいこと。



(5)問題の解決は、新しい問題をうみだすということ。






これらのついて、お伝えしました。









さて、今回は、「問題を解決しようとすること」と、

「幸せを求めて、アイデアを導き出そうとすること」、


一見すると同じにきこえるこれらは、どうして違う結果を導き出すのか

そして、幸せな人生へと導くには、なにを意識しておく必要が

あるのかについてお伝えしますね。
   









わたしたちの多くは、なにかをよくしようと考える時、

問題点をみつけて、問題を解決しようとしますよね。









これは心理的な面では、なにが起こっているかというと、

「よりよい状態にしよう」っていうものというより、

「悪いところをみつけて、それを解消しよう」、

つまり、悪いところをみつけようとしていると言えますよね。









つまり、なにが違うかというと、「スタートから違う」といえます。









さて、問題を解決しようとすることと、

より良くしようということは、スタートが違うと同時に結果も違ってきます。









より良くしようという状態は、どういうものかというと、

今の効果的だと感じるところも、問題点だと感じているところも、

どちらも、「今の状態」として「受け入れた」ところからはじまります。









つまり、「いい」、「悪い」の評価とは切り離したところで、

まず「今はこの状態で完全な状態として機能しているんだな」って

受け入れたところからはじまっているといえます。











では、問題を解決しようとするパターンはどうかというと、

まず、今問題になっているところを見つけ出しますよね。




そして、問題をみつけて、「ここが悪いから、ここを解消しよう」となるわけですが、

悪いところを見つけようとするというとはどういうことかというと、

「今のままでは受け入れない」という、自分の環境や自分の人生の状態を

知らず知らずに「否定」している状態
を引き起こしているらしいということなんです。









そうなんです、問題を解決することが、なぜ新しい問題を生み出すかというと

今の環境や自分の人生の状態を「うけいれない」って、「拒否」しているところから

はじまっているからのようです。









つまり、認めていないし、許しもしていないって状態といえるかもしれません。







そして、問題解決のパターンには、もうひとつ重大な落とし穴があります。








それはなにかというと、問題に注目していることで、

問題に注意を奪われて、全体がみえなくなってしまうということです。








分かりやすい例えをあげるとしたら、自転車のタイヤがパンクしたとします。





どこに穴があいているんだろうって調べてみると、

あなたは、一箇所穴があいているのをみつけます。





そして、「お、ここに穴があいていたのか」って、パンク修理をします。





修理を完了して、「さあ、これで大丈夫だろう」って走り出すのですが、

どういうわけか、またすぐパンクしてしまいます。







そして、わたしたちがよくやるパターンはどんなものかというと、

「もう!せっかく修理したのに!ムカつくなぁ」と文句を言いながら、

また、パンクを修理して、パンクを繰り返します。








ここでなにが起きているかというと、パンクしている場所(問題点)を

探すをということに注意を奪われていることで、

タイヤがもう交換しないといけないほど減っているとか、

そもそもこの道は、釘だらけじゃないかってことにさえ、

気がつかないでいることに気がつかないでいるかもしれないということです。








わたしたちって、ホントに知らないうちにこのパターンをやってしまいますよね

冷静にみてみると、世の中のあちこちで、このパターンは繰り広げられています。








わたしたちは、意識をしていないと、受け入れることより、

知らず知らずのうちに問題に注目していく
ようです。








よく、「受け入れることが大切」という言葉を耳にはしますが、

受け入れるとは、「いい」、「悪い」という判断とは切り離したところで、

「今はこの状態なんだな」と認めることといえるかもしれません。









ところが、わたしたちは、深く考えていないばかりに、

受け入れるという場面でさえ、「いい」か、「悪い」かという、

問題に注目するというパターンの中に自分がいるかもしれないというこに

気がつかないことで、いつものパターンを繰り返してしまうようです。







以前、メンターに伝えられた知恵に、

抵抗(否定)をしていると、抵抗は継続するよ」っていうものがあります。









「受け入れる」とはどうやら、「まずは、今はこの状態なんだな」って

認めることなのかもしれません。








そして、受け入れるということは、同時に否定を手放すことにもなるようです。









そして、まずは「この状態でよし」ってところからスタートすることで、

問題を基準にするのではなく、新しい可能性を生み出すというところに

立てるのかもしれませんね。










自分は、問題を基準にするのではなく、今の状態を受け入れたところから、

まったく新しいアイデアで、自分らしい幸せな人生を創作するんだって

生きてみたら、みえる世界がまったく変わり始めるかもしれませんね。








よかったら、そういう視点もあるのかもしれないなって、立ってみて下さい。










次回は、「そもそもなぜ、人は問題に注目するのか」という、

心の仕組みについて、お伝えしますね。






普段は、まず考えることのない分野かもしれませんが、

いったい、どんな仕組みがあるのか、よかったら探求してみて下さいね。








本日は当店にお越しいただき、ありがとうございます。

またのお越しを、こころよりお待ちしております。





いってらっしゃいませ。









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Last updated  February 24, 2006 02:47:25 PM
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