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カテゴリ:素晴らしい出会い編
いらっしゃいませ、マスターの濱田です。
世の中にはたくさんの成功者と呼ばれる人たちがいますが、 人生を深い意味でバランスさせている、 幸せな成功者と呼ばれる人たちは、 たいていの場合、表舞台に出てくることはありません。 彼らが公の世界で多くの人に知られることがないのは、 彼らの関心がそこにはないというとがありますが、 それとは別に、もうひとつ理由があります。 それは彼らの話す言葉、彼らの概念が、 多くの人にとっては哲学か、禅問答のようで、 ほとんどの場合、なにを言っているのかよくわからないか、 彼らの伝えようとしていることの本質が 伝わらず、本質を取り違えてうけとってしまうからです。 SF映画の金字塔として多くの人に知られる作品に、 スタンリー・キューブリック監督の 「2001年宇宙の旅」がありますが、 この映画は同時に、ひじょうに哲学的で 難解な映画として知られています。 実はわたしは中学時代、 この映画の解釈に夢中になったことがあります。 わたしは中学生の頃から、 世の中の多くの人が、「難解」とか、 「難しい」とか、「わからない」って言うと、 「みんなが分からないっていうものを理解したい」、 「それのホントの姿を知りたい」っていう強い好奇心を 駆り立てられるタイプでした。 わたしは当時、この映画の関連本を読み漁ったり、 いろんな角度から考証したりしていました。 (おたくですね(笑)) ですがある時、キューブリック監督がなにかの インタビューに答えていた記事をみて、 「なるほどな!」って思いました。 (実際はインタビュー記事を読んでから、 ホントの意味で「なるほど!」って思うまでには、 数年のタイムラグがあったのですが) キューブリックがこの映画で表現したのは、 「現在の人類が、あまりにも高度に進化した知性と 接触したとしたら、あまりの(知性や概念)違いに、 ただただ理解を超えた体験をするだろう」というものでした。 世の中でほとんど知られることがない 幸せな成功者のあり方や概念は、 多くの人にとっては、 これと似た体験みたいなものなのでしょう。 ですので、成功者にはいくつもの概念のレベルがあって、 ある概念レベルの人が賢人のような幸せな成功者の知恵を 伝えられ、それを生き、そしてそれに触れた 次の概念レベルの幸せな成功者たちが またその知恵を生きるといった具合です。 そしてこの知恵は、 知恵をうけとった人がその知恵を 「生きてみる」伝言ゲームとして、 もっとも適正なところに伝えられていきます。 人間はみな必ず変化を続けています。 変化していないようにみえても、 毎瞬毎瞬必ず変化をし続けています。 どんなあり方で生き、 ホントの自分、魂のレベルの自分が どこへいきたいのかは、 自分がそれに気づく選択をするかどうか、 わたしたちの選択にゆだねられています。 本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。 またのお越しを、こころよりお待ちしております。 いってらっしゃいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 11, 2007 12:24:01 AM
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