こんにちは、濱田義之です。



3年間書き続けてきたこのブログも、

間もなくこちらのブログにお引越しさせていただきます。



3年間で書いてきたコラムの数は、500近くを数えますが、

今回は、この3年間書いてきた中で、

自分でも思い出深い、印象に残っているお話を、

当時の文面そのままに、こちらに載せさせていただきますね。




普段の文章とは、ちょっと違って、ちょっと笑えて、

楽しいおはなしです。



では、当時のコラムをどうぞ。
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今日は幸せなお金持ちたちのちょっと笑えるバケーションのすごし方を

お伝えしたいと思います。




※断っておきますが、この人たちが幸せな成功者のフツーとは、

けっして限りませんので(笑)、かなりヘンな人たちかもしれませんので、

先に断っておきますね(笑)。





ラスベガスへの旅行は海外へ時計や雑貨を買い付けに行く友人の

お供という名目で合計6名で行くことになりました。





ところがチケットの関係で、わたしだけが一足早く、

2日前に現地入りだったんです。




さぁ、最初からタイヘン、わたしはほとんど英語が喋れません。




中学英語は成績は良かったのですが、学校で習った英語が

まったく役に立たないのは社会の常識(笑)！




「あのぉ、わたし、ほとんどしゃべれないんですけどぉ」って

わたしの不安を口にすると、「大丈夫大丈夫、なんとかなりますよ」

であっさり終了(笑)。





さて、わたしの現地での役目は重大です。




まず、空いているホテルを見つけ出して、チェックインすること。


次にみんなの分の予約をとっておくこと。


そして、どこのホテルがとれたのかを国際電話で知らせること。



これらがわたしの任務です。




英語喋れないって言ってるのに(笑)！






それでもなんとかなるかと現地入り。


いつも海外へ行くときはたいていペラペラの友人がひとりはいるので、

安心なのですが、今回は頼れるのは自分ひとり。




さて、ホテルはあらかじめいくつかネットで調べておいたので、

なんとかとれましたが、困ったのは国際電話のかけ方。




部屋からかけてみるけど、交換が何を言っているのか、

さっぱりわからない(笑)、もっとゆっくり言ってって、

カタコトの英語で伝えてゆっくり言ってもらうけど、

これがまたワカラナイ(笑)！




あげくに交換にあきれられて切られる始末(笑)。




仕方がないので、ロビーの公衆電話に行ってみるのですが、

電話の前に立ってみて、



わからない.........(笑)。



どう使うのか、使い方がわからないんです(笑)。




「んー、これはフロントに泣きつくしかない！」と、

フロントに紙とペンを持って行って、貧しい英語力をフルに使って、

マンガも描いて（絵が描けてよかったと本気で思しました）、

かけ方をやっと聞き出すことに成功したのですが、

なぜか言われたとおりやってみるんだけど、

全然うまくつながらない。





哀れ、マスターは異国の地で路頭に迷うしかないのか(笑)と、

落胆(笑)しかけたその時、ロビーのソファに日本人らしい女性がっ！





これぞ、天の助けと小躍りしながら女性に近づき、

「日本人ですか？」と声をかけてみたら、

なんとこれが中国人(笑)！




しかも、日本語も全然通じません(笑)。




「あちゃぁ～、どうしよう」って思案していたのですが、

その中国人の女性は、なんとわたしのマンガをのぞきこむと、

意図を理解してくれ、

日本の友人（現ANGEROSESのウェブデザイン担当スタッフのけいちゃん）に

電話をつないでくれたのです。





「ああ、マスター？どうしたん？、ああ、ホテルの件ね」っておい！

人がどれだけ気をもんで生死の境(笑)をさまよったかも知らないで、

呑気な！と思いながらも、懐かしい声にジーンとなりましたよ(笑)。





ようやくわたしの現地での任務を終えると、

さっきの中国人の女性のところに走って行き、

両手で握手して心から感謝を伝えました。





さてさて、ここからはわたしだけの時間。




みんなが到着するまでの約2日間はひとりで現地を楽しむことになります。




わたしはあっちこっち散歩したり、買い物に出かけたり、

ビールを飲んだり、ビールを飲んだり、ビールを飲んだりして過ごしました(笑)。





さて、2日たってようやくみんなが到着、

わたしはロビーへお出迎え。





「みんなぁ、会いたかったよぉ」って、こちらは感動のご対面なのに、

みんなの方は、「あっ、ごくろう」って、あんたら...。

（あたりまえか）





さて、現地に着いて最初にみんなが何をするかというと勿論、

ビールを買ってきます(笑)。




ところが、よくみて買えばいいのに、買ってきたビールは瓶ビール。

そう、栓抜きを持っていなかったのです。




で、普通なら栓抜きを買いに行くでしょ？

ホテルの中でも売っているんだから。




ところが彼らは違います。

わりばしで開けるんです。




最初は黙ってみていましたが、何本か開けるうち、

「手が痛い」って言い出すし、貴重なわりばしは何本も折るし、

持ってきたラーメンやうどんはどうするのよ状態！




思わずけいちゃんとわたしで、「栓抜き買ってこようよ」と

言い出したのですが、


きいたことあるでしょ？


お金持ちは無駄遣いはしないって。




返ってきた言葉は、「そんなの、お金もったいないですよ」。




割り箸がもったいないって(笑)！




で、その後もしばらくみていたのですが、

割り箸はどんどん消費され、栓を開けるたび「イタっ！」って

悲鳴があがるので、みているのも不憫になってきたわたしとけいちゃんは、

栓抜きを買いに行くことにしました。



栓抜きの値段は30セント、50円もしません。




さて、部屋に戻って、「栓抜き買ってきたよ」って伝えたところ、

「え！？もったいない！いくらしたの？」、

「30セント」。





で、返ってきた言葉に一同爆笑。




「30セント？？？たっかぁーい！！！」




あんた、普段取り引きしてる金額はいくらよ(笑)！？

30セントで一喜一憂する彼の姿に、やっぱ金持ちはヘンだ

（いやいや正確には、この人がヘンなんですけどね(笑)）って

大笑いしてしまいました。






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