いらっしゃいませ、マスターの濱田です。



わたしたちは人生において、様々な体験をしますが、

それら体験の中には、プラスに思えることも、

マイナスにしかみえないこともあるものですよね。



プラスに見えるものはOKだと捉えやすいですが、

マイナスに見えるものは、なかなかOKしたり、

多くの場合、受け入れたりするのは難しいものです。




マイナスに見える出来事でも、

「いや、これは学びの機会だったんだ」って

口で言ってみたとしても、

なにか無理やり納得できないものを、

納得できたことにしようみたいな、

ふ完了感を感じたりしますよね。




さて、人の行動や、それによって起こる出来事には、

すべて「意図」が働いています。




意図とは、その行動や言動をする人の

「こういう結果が欲しい」、

「こういう現実が欲しい」という、

その結果を得ることへの「想い」のようなものです。




たとえば、親が子供に「勉強しなさい」と言ったとすると、

そこには、こどもに将来苦労させたくないという、

意図があると言えます。




さて、意図には表の意図と、裏の意図があります。



表の意図は、自分がこういう結果が欲しいと思っている、

その行動をとった本人が（ある程度は）わかる意図ですが、

裏の意図とは、本人の気づいていない、

無意識の領域の意図です。




そこには、表の意図とは全く異なる、

思いもよらない意図が働いていたりします。




たとえば、「勉強しなさい」と言うときに、

表の意図は、「苦労させたくない」だとしたら、

裏の意図では、無意識では子供が言う事をきかないのを知っていて、

「ほら、やっぱり言うこときかない！」、

「やっぱり、自分の話なんて聞く人いないじゃん」って、

自分が正しいということを「証明したい」という意図が

働いていたりすることもあるわけです。




さて、意図には表の意図と裏の意図があるわけですが、

もうひとつ、わたしは「大きな意図」というのが、

あるんだなと感じるようになってきました。




大きな意図とは、どうみてもマイナスにしか

みえない出来事にも、必ずプラスというか、

なにかしらのために、そのことが起きている。




そしてそれは、むりにプラスに思い込もうというのとは、

ちょっと違って、まったく別の視点から見てみたときに

それがとても大きな流れの中でのとても大切で、

効果的な結果へと導いてくれる出来事なんだと、

理解できる瞬間があります。



マイナスの出来事に大きくとらわれていればいるほど、

それは見えにくかったりするものなんですが、

目の前の現実にとらわれるところから、

離れてみて、そして、この出来事の大きな意図は

なんなんだろう？って問いかけてみてみれば、

やがてそれは、見え始めてきます。



その瞬間、自分はとても守られている存在なんだと、

理解できるかもしれません。




すべての出来事には、わたしたちの意図が働いています。



そして、意図には表の意図と裏の意図、

そしてわたしたちの自我に左右されない、

大きな意図が働いています。




よかったら、あなたの大きな意図、みてみてください。




本日は、当店にお越しいただき、ありがとうございます。

またのお越しを、こころよりお待ちしております。




いってらっしゃいませ。



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