ハレとケの区別
こんにちわ。ミキです。今日、久しぶりに母と出かけました。院展のチケットを母がいただいたので、一緒に見に行くことにしたのです。朝から四条河原町で待ち合わせ、バスに乗って岡崎の美術館へ。絵の良し悪しはよく分からないですが、この絵好きやねーとか、あれすごいね、どう書いてるんだろう?とか、絵の舞台はどこだろう?と話し合ったりして楽しませていただきました。その後、大丸までバスでまた移動して、まずお昼ご飯(^-^)母に、美味しいお寿司をおごってもらいました♪カウンターの目の前で、握ってくれる江戸前寿司。秋のスペシャルコースというのがあって、サンマにイワシ、なぜか鱧落としもあって、お昼からご馳走♪父に時計を買ってあげたい、ということで、母と一緒に時計のフロアへ行き、普段なら近づかない(^-^;ロレックスやオメガの時計も見せてもらい、特別価格になっていたシチズンの太陽電池の電波時計があったので、購入。特別にプレゼント包装もしてもらって、楽しい買い物タイムでした。ついでに、母はパンツを、私はスカートを自分用に買って、今度は風月堂でお茶。その時に母と食事の話で盛り上がりました。私も最近、薬膳さんの体質改善を始めたし、母はこの夏から保健所が募集した体質改善体験を受けていました。私も結構年齢不詳と言われますが、母は私以上に肌もきれいで若く見られます。その理由はやっぱり普段の食事よね、と言っていたのですが、そういえば私も実家でご飯をきちんと食べていた時は、たいした問題もなかったなぁと思いました。そして、実家の食事の内容は、メインはお肉かお魚がありましたが、それを囲むたくさんのお野菜。お肉なら付け合せのサラダのほかに、かぼちゃや小芋の炊いたものやさっと湯がいたお豆、お魚の時もかならずお浸しの小鉢があり、まんなかには煮物や和え物がたくさん並んでいます。朝のお味噌汁は、汁というより味噌煮?!と言いたくなる位、たくさんの具。もっとも、私自身は小学校に入ったときから、給食のパンを食べきれずに持って帰っていたので、朝はパンになりましたが。そんな食事から、バイトを始めるとまかないで単品食を体験し、社会人になってからは外食が増え、一人暮らしを始めてからは、外食でなければレトルト利用にサプリ活用と食生活は随分変わってきました。身体にいいから、と広告にのっていた通りに牛乳を500cc、ヨーグルトを200g、そこにチーズを2~3切れを毎日食べていた時期もあります。その時は、数ヶ月後に受けた人間ドックの結果が初めていろいろと悪くなっていて、誰かと間違えてない?と思ったほどでした。その時に保健指導で、乳製品の取りすぎを注意され、ちょっと驚いたのを覚えています。この二週間ほど、朝からおにぎりとお味噌汁、お昼はおにぎり二個、夜は家で食べるならおうどんやそば、外食はお好み焼きや沖縄料理でした。そんな生活を続けていて、味の濃い洋食を食べたくなってきたのですが、そう母と話していると、たまにそういったものを食べるのはいいけど、毎日食べるものはやっぱり昔から食べなれている、昔から日本にあるものを食べるのがいいよね、という結論になりました。ハレの日は、年に数度、これでもか!とご馳走を食べたはず。でも、ほんの50年ほど前、私たちの両親の子供時代や、祖父母の時代には、ケの日の食事は随分と質素だったそう。毎日がハレの日になった今、私たちの体の不調は、そんなところに原因があるのかも、じゃあ外食以外の日常食は、やっぱり和のご飯がいいよね、という話となりました。食べているものが身体を作ってるって知ってたけど、食べるものにも、やっぱりバランスが必要で、日本人の体にあったものはやっぱり和のご飯なんでしょうね。読んでくださって、ありがとうございます。良い週末をお過ごしくださいね!