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テーマ:愛犬のいる生活(76739)
カテゴリ:うちのわんこ
ブログではあまりうちのワンコのことを書いてないんですけども。
特に意図してそうしてるワケではないのですが・・・ ほかに書きたい話題があるというだけで。 前回の記事で、久々に我が家の愛犬ミルコ氏の写真を載せてみて、いろいろ思ったことがあったので、ちょっと書いてみることにしました。 まず。 トリマーの愛犬なのに爪が伸びすぎ!とツッコんだ方もいらっしゃると思います。 言い訳に思われてしまうかもしれませんが、ミルコ氏は、爪が伸びるのがめちゃめちゃ早いです。 この写真の前の週にトリミングして、爪も切ってるんです。 大体月2~3回くらい爪切りしないと伸びてるなーという感じになります。 これって、手作りご飯だから代謝が良いからなんじゃないかなと思ってるんですが、ほかに手作りご飯をしている皆さんはいかがですか? 爪とか毛が伸びる早さ、感じません? それから、昨日カミカミしていたサーモンスキンロール(鮭の皮を乾燥させてハミガキガムのように固くしてあるもの)、今朝もまだ大事にカミカミしています(苦笑) 多分、普通のワンコさんなら(小型犬でも)、サーモンスキンロールがいくら固くても、何時間かで食べてしまえるんじゃないかと思います。 でも、ミルコ氏は歯の噛みあわせがものすごく悪いので、固いものを食べるのはとっても時間がかかります。 ミルコ氏は、3頭兄弟で生まれましたが、生まれた時は、ほかの2頭の半分くらいの大きさでした。 今でもチビですが、当時は本当にネズミのように小さくて、なかなかお母さんのお乳が飲めず、大丈夫かな?育つかな?と思われてました。 ブリーダーは私のトリミングの師匠なので分かってるんですが、特に小さい仔を生まそうと思って繁殖したわけではなく、たまたま小さく生まれてきてしまったんです。ほかの2頭は、普通の大きさでしたし。 (母犬も父犬は、3kg前後くらいのちょっと小ぶりなトイプードルではありましたが) そうしたら、歯の噛み合わせは悪い、軽いてんかん発作が出る、ときどき咳き込む(逆くしゃみ?)、など、普段は元気ですが、まあいろいろ問題あります(苦笑)。 普通に繁殖してもこういう子が生まれるんだから、小さいほうがかわいいから、ティーカップが流行ってるからといって、ワザと小さい子を生ませるように繁殖したら、どれほどの障害がでるか。。。 ミルコ氏を見て「やっぱり小さいほうがカワイイですね~」などと言われますが、「(体は)大きいほうが健康面では安心ですよ(苦笑)」と応えるようにしています。 ”小さいほど良い”っていう風潮を広めないために。 でも、そんなミルコ氏と暮らしていて、気付かせてもらったことがたくさんあります。 実は、私が”自分の愛犬”として犬を飼うのは、ミルコ氏が初めてです。 小さいころから家庭には犬も猫もいましたが、結構早くから家を出たために、その子たちはどうしても「実家の犬・猫」という感覚でした。 だから、自分の愛犬と暮らすことがとても嬉しくて、一緒にアチコチ行きたい、しつけもちゃんとしたい、せっかく犬を飼うのだから愛犬と一緒にできること(アジリティとかセラピー活動とか)をしたい、と思ってましたが、それらは、ほとんどできなくなりました。(興奮すると発作が出るので) でもね。 アジリティができなくても、セラピー犬になれなくても、彼女は彼女なんです。 ミルコ氏は走るのも人も大好きで、そういうのをやればそれなりに楽しめると思うけど、でも、できなくたっていいんです。 できなくたって、彼女はダメな子じゃないです。 私は、ミルコがミルコだから、大好きです。 たくさんのご縁のなかから私のところにやってきてくれた、かけがえのない存在だから愛しています。 悪いとこも、おバカなとこもあるけど、 それもこれもぜんぶひっくるめてミルコが大好き! 人間って誰でも、長所も短所もひっくるめて「アナタが全部好き!」と思ってくれる人を探してるんじゃないかと思います。 子供がどんな犯罪を犯しても、信じてやるのが、守ってやるのが親だ、っていうのを聞いたことがあります。 (私は人の親になったことがないから実感できないけど) そんな親のように愛してくれる人を、人はいつも求めてるんじゃないかと思います。 ○○ができるからエライね、あなたが○○だから好き、じゃなくて、 「がんばらなくたって、良い子じゃなくたって、アナタがアナタだから好きなんだよ」って言ってもらえたら、どれだけ安心できるでしょうか。 そんなこと言ってたら、がんばらない人間になっちゃうじゃん!と思うかもしれませんが、私はそうじゃないと思う。 自分を信じてくれてる人がいるから、もっともっとがんばれる。 自信をもって、安心して、がんばれる・・・んじゃないかな。 ミルコ氏には、いつもマッサージをしながら「大好きだよ」って言葉にして伝えています。 「私のところにきてくれて、そばにいてくれて、ありがとうね」って言っています。 そのせいかどうか分からないけど、「ミルコ!」って名前を呼ぶと、彼女は満面の笑顔で振り返ってくれる。 私という存在の隣に、そっと寄り添ってくれる。 たぶん、私がダメなときも、彼女はちゃんと受け入れてくれてる。 「愛犬家とはこうじゃなきゃいけない」とか「良い家庭犬とはこうあるべき」、みたいな型にはまろうとすると、どこかにひずみがでてくるんじゃないかと思います。 「良い子」「良い人」「良い飼い主」であろうとして(そして、それを他人にも求めてしまって)、すぐにストレスをためこむ私(笑)。 そんな私をミルコ氏は、 「そんなに肩肘張らなくていいんだよ。ホラまた肩凝ってるじゃん!」 って笑い飛ばします。 「そのままのアナタが大好きなんだから!」って。 あるがままに、あるがままに・・・・ そこにアナタがいるだけで嬉しい。 それは、私が求め続けた答えの1つです。 ペットは、天からの使いだって聞いたことがあります。 たぶんミルコ氏は、愛されることに不器用な私に、そのことを教えてくれるためにやってきた天使なんじゃないかと、ひそかに思っている今日この頃です♪ ---------------------------- 【探し犬のお願い】 当時生後6ヵ月黒のトイプードル(オス) 6月26日徳島市川内町榎瀬付近でいなくなったそうです。 お心当たりがありましたらご一報ください。 【探し猫のお願い】 知り合いの猫ちゃんが迷子になりました。 徳島県板野郡藍住町・板野町界隈で、 こんな猫ちゃんを見かけたらご一報ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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