|
テーマ:猫のいる生活(138214)
カテゴリ:その他
我が家の昼食時のテレビは、98%の確率でおもいッきりテレビがついています。
ワタクシが好んで観たいワケじゃなく、両親が観てるのに付き合ってるんですが。 ときどき、面白いんですよね(笑) 特に「今日は何の日」のコーナーは、たまに釘付けになるくらい興味深い内容を扱ってるときがあります。 (ま、私にとって興味深いことなので、そうたいしたことではないんですが) 本日の「今日は何の日」、何の日だと思います?(笑) 今日は、「夏目漱石の猫が死んだ日」なんですって。 そう、あの、「我輩は猫である」の猫ちゃんです。 その猫ちゃんが家に迷い込んできたころ、漱石は英文学の教師をしていて、決して裕福な暮らしはしてなかったそうなんですが、その年の暮れ、突然小説を書き出したんだそうです。 それが、「我輩は猫である」なんですって。 その小説が評判になり、漱石はあれよあれよという間に、一教師から文豪にまでなったのは一般常識ですよね。 生活が楽になってからも、漱石は猫ちゃんをかわいがって、何度か引越ししたけど、ちゃんと引越し先に連れて行ったそうです。 そして、明治41年の今日、猫ちゃんはひっそりと息をひきとったそうです。 その際、漱石は自分でハガキに黒い枠線をひき、知人に猫が亡くなったことを知らせたそうです。 また、お墓も自分で作って、辞世の句(?)も詠んだそうです。 動物好きとしては、なんだかすごーーーく心温まる、イイお話だなぁと思いました。 漱石の妻は、最初猫が嫌いで追い払おうとしていたらしいんですが、漱石が「置いてやったらいい」と言って、夏目家の猫になったそうで、一緒に観ていた私の母は、「猫ちゃんが恩返ししたんやな」って言ってましたけど、恩返し以上の、なにかとても暖かい絆のようなものを私は感じました。 番組では漱石の実の孫という方がコメントしていて、最後に「祖母(漱石の妻)は、拾ったりもらったりでいつも猫を4~5頭飼っていたけど、必ずその中の1頭は、最初の猫ちゃんと同じ黒い猫を飼うようにしてた」とおっしゃいました。 漱石の成功に感謝して…という気持ちもあったかもしれませんが、私には、最初の猫ちゃんがもたらしてくれた絆を、ずっと大切にされてたように思えました。 ここまでずっと、「猫ちゃん」とか「最初の猫ちゃん」というふうに書いてきましたが、「我輩は猫である」の小説と同様、この猫ちゃんにも、生涯名前はなかったそうです(笑) 夏目漱石のような歴史に残る大文豪が、猫ちゃんとの絆を大切にしていたことが、とってもとっても心にジ~~ンと沁みました。 こういう話を聞くと、人間以外の種類の動物と一緒に暮らすって、ホントに面白くて素敵だなって改めて思います♪ ※ 某SNSでのおバカ日記が微妙に好評で、SNSに参加してない人も読んでみたいというありがたいお申し出を頂いたので、別のブログを立ち上げました。日記は、某SNSと同じ内容ですが、そちらに参加されてない方で、なみへいのバカ話(ごくまれに重い話もします)を読んでやろうか、という方は↓をご覧ください。 四国のペット情報フリーペーパー「ワイヤードマガジン」編集長の日常 ---------------------------- 【探し犬のお願い】 当時生後6ヵ月黒のトイプードル(オス) 6月26日徳島市川内町榎瀬付近でいなくなったそうです。 お心当たりがありましたらご一報ください。 【探し猫のお願い】 知り合いの猫ちゃんが迷子になりました。 徳島県板野郡藍住町・板野町界隈で、 こんな猫ちゃんを見かけたらご一報ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他] カテゴリの最新記事
|