336549 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【愛犬の疑問一問一答】 ペットの健康美肌研究家 渡部ナミのブログ

【愛犬の疑問一問一答】 ペットの健康美肌研究家 渡部ナミのブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

ペットの健康美肌研究家・渡部ナミ

ペットの健康美肌研究家・渡部ナミ

Calendar

Freepage List

Category

Favorite Blog

ぷり★デリキッチン ぷりん&ばななさん
ドッグアロマセラピ… ゆきこ姉さんさん
犬がいる生活 スミチカさん
北国のわんこ通信 *麗乃*さん
人生のポートフォリ… ミドル英二@「ホンカコ」「ホンダソ」発行人さん
2008.03.07
XML
カテゴリ:食べ物
【あにまるわいやーど・3月のしつけ教室のお知らせ】
笹島トレーナーによる「家庭犬のための“褒める”しつけ教室」、次回の開催は…
3月9日(日)in あにまるわいやーど(上板町)
クラス別の時間割は、コチラをご覧下さい。
香川でのレッスンは、3月22日(土)です。
====================================


ペットフードの安全性確保に関する法律案 国会提出予定(犬ニュースO1)

実は、ペットフードを規制する法律って、今までなかったんですよね。
「ペットフード工業会」っていう、ペットフード会社の組合の自主規制しかなかったんです。

しかも、その自主規制のぬるいことぬるいこと(苦笑)。

たとえば、「ビーフ入り」とパッケージに表示する場合、フード全体の5%以上、ビーフが入ってなければ、表記してはいけない。

逆に言えば、5%入ってればビーフって書いていい。ササミって書いていいんです。

で、5%しかササミが入ってないササミジャーキーができあがる、と。

内部情報によると、5%入ってるのはいいほう、だそうです。

しかも、罰則規定は特にナシなので、規制なんてないのと同様でした。


そういう状態だったのが、昨年、アメリカで中国製の原材料を使ったペットフードでたくさんの犬猫が死んだっていうニュースが駆け巡りました。

今回のペットフード法案は、その騒ぎを受けて実現したようです。


でもねぇ。
この法律案を考えた研究会のメンバーには、ペットフード工業会も日本ペット栄養学会も入ってるんですよね。
(「ペット栄養管理士」の資格を発行している日本ペット栄養学会は、ペットフード工業会が設立した団体です。なので、ペット栄養管理士といっても、結局は「フードが1番ですよ」と宣伝するための資格です。)

確かに、その業界の人がいなければ、実態や詳細は分からないと思います。
でも、法律で取り締まる対象の人たちが、法律を作るときの主力メンバーって、おかしくないですか?
参考程度に意見を聞くならまだしも・・・

どうせ、大手のペットフード会社が有利になるような法律なんだろうな、と。

なので、ペットフードの安全性に不安を持っている人に、「法律ができたからこれで安心ね!」とは、私は口が裂けても言えません。

人間の食品管理だってあんな状態ですから。
法律ができたからといって、ペットフードがちゃんと規制されるなんて、到底思えないですよね。

本当に安心できるかどうかは、企業の宣伝文句や法律に惑わされず、自分の目で確かめて、自分が納得できるものを選ぶしかないと思います。


実はこの法案提出と時期を同じくして、こういう協会ができました。

「ペット食育協会 APNA」

この協会、ワタクシが、自然療法の指導を受けている獣医師の須崎恭彦先生が発起人となってできた協会です。

須崎先生は、ご存知のとおりペットの手作りご飯の本をたくさん書いていて、西洋医学的な立場からも東洋医学的な立場からも、動物の健康について考えられている、飼い主にとってはとてもありがたい先生です。

須崎先生は、以前からペットの食を考えることで、人間の食育にもなる、ということをおっしゃっていました。
私も、ペットの食事療法を学ぶにつれ、ホントに人間と同じだな、と思えることがたくさんありました。

ペットの食を通じて、地産地消・旬産旬消の大切さ、安全な食材とはどんなものか、食事が体(肉体・精神とも)に及ぼす影響、など、「食育」と呼ばれるものをすべて学ぶことができます。

それは、「○○が体にいいらしい」といったような、怪しい情報ではなく、日本で代々受け継がれてきた素晴らしい食の知識と、西洋医学的な実証を兼ねそろえた「より適正な」情報です。

どうして“より”を付けたかというと、動物は生き物です。
何事にも「100%こうなる」という確証は全くないのです。
だから、○○は肝臓に良い、とか、ダイエットに効く、といった確定的な情報のほうが怪しいんです。

ペット食育協会では、須崎先生の豊富な診療実績をもとに、インストラクターが、そのとき最新の、より信頼できる食の情報をお伝えします。

それは、どのペットフードがダメとか、手作り食がいい、というような、かたよった情報ではなく、それぞれのメリットデメリットを理解し、自分の家庭・自分のペットには何が良いかを判断できるようになる知識です。


私は、須崎先生のもとでここ3年近く自然療法を学んでいます。
ようやく協会ができて、正々堂々と良い情報を提供できることを、ホントにうれしく思っています。

実はワタクシも、このペット食育協会のインストラクター試験を受けるつもりです。
なので、4月か5月以降には、ペット食育協会主催の「ペットの食セミナー」が四国で開催できると思います。

こういった情報が欲しいという飼い主さん、楽しみにしていてください♪

「4月以降なんて待てない!今すぐペットの食事についていろいろ知りたい!」
「食育講座受けてみたいけど、どんな人がインストラクターなんだろう?」
という方は、今、ワタクシが香川県で講師をしている「ペットの手作りご飯教室」に参加してみてください♪
ペットの手作りご飯の入門編をお教えしています。

明日(3月7日)は、第4回で「手作りご飯&おやつでダイエット」がテーマです。

お申し込みは、メールかお電話で♪
メール:innfo@animalwired.net 
TEL:088-694-6944



----------------------------------------------------
写真展「小さな魂の遺言
     ~動物愛護センター収容動物からのメッセージ」
3月15(土)~23(日)in 脇町パルシー
----------------------------------------------------





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.03.07 20:37:03
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X