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献本いただいた。 さすが、「婚活時代」を著したお二人で、客観的で偏りなく、かつ前向きに書かれている。 私のアンテナに引っかかったキーワードを、いくつか書いておきましょう。 まず、ポジティブなものから。 「婚活は最も重要な少子化対策」 「婚活は恥ずかしいものではなくなった」 「長い春のカップルに決着がつく」 「出会いの機会の創出、恋愛の場が増えた」 「官製婚活への注目が高まり予算もついた」 「結婚できない=自分が悪い ではなく、環境の変化のせいとわかった」 「女性は、出会いの機会を増やせば増やすほど、恋人が見つかりやすい」 次に、負の面も。 「広がったはずの人生の選択肢を活かせないまま、従来の普通とみなされた人生を送ることも難しくなっている」 「比較検討して、より良い人に出会いたいという選良意識がより鮮明になった」 「一見幅広い出会いが提供されたように見えても、その多すぎる出会いが逆に結婚しにくくしている」 「結婚するのが目的という意識が強まって、現実の男女交際はむしろ不活発化している」 「恋愛するのが面倒くさいと答える人が多い」 「あきらめる男性、疲れる女性」 なるほどー。よく現場を見ているので、リアリティのある言葉ばかり。 ただ、そこで終わらせないのがさすが。ではどうするのか? 「時間の限界のあるものを軸に据える。出産を起点に考える」 「条件は広く、範囲は狭く」 「条件のいい人が集まるところではなく、自分の居心地のいいところ」 「自分を幸せにしてくれる人は誰?ではなく、人のために何かをしよう」 てなかんじです。 信頼できる良書です。 ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2013年11月22日 00時09分47秒
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