梅木水晶の日常

成人して5年が経ちますが、
一度も選挙に行った事がありません。
小さい頃は母に連れられ、投票所まで一緒に行ったり、
「○山○男でございます」の選挙カーに手を振ったり、
握手を求めたり、票の動向に一喜一憂したり、
私も大きくなったら投票に行き、選挙カーに手を振り、
握手を求めては、票の動向に一喜一憂するようになるのだろうなあ、
そして、政策等を加味し、
国政を、県政を、市政を支える人に相応しい人を選ぶのだろうなぁと思っていましたが、
どれ一つとして実行してはいません。
興味がないというか、心奪われる候補者がいないというか、
行って一票投じたところで何か変わるのかな、
(皆の票が集まれば何かしら変わるんでしょうけれど)、と
思ってしまうのです。
「今回もなんかピンとこない」と思いながら、
きっと投票に行かずじまいで終わるのでしょう。

そんな参院選を７月11日に控えた中、
友人が、何だかおかしな候補者を見つけてくれました。
候補者本人は真剣にやっているのでしょうから、
おかしな、というのは失礼かもしれませんね。
彼の名は、又吉光雄(またよしみつお)。
風貌は一昔前の村山富一元総理に似ていますかね。
又吉光雄、仰々しい選挙カーで選挙活動をし、
雄叫びをあげ、市民の心を虜にします(？)。
彼は神であり、イエスであり、彼に投票しないものは、
火炙りの刑に処す、天罰が下る、のだそうです。
過去の選挙での得票数は、海江田万里氏の10万票に対して、600票。
なかなか健闘したと言えるでしょうか…。

そんな彼の選挙ポスターは、盗難に遭いまくり、
一部の人々の間では、ちょっとしたカリスマになっているようです。
東京都から出馬されるそうです。
今後の彼の動向にご注目下さい。
因みに、ご丁寧に、彼に関するリンク集まであるようです。
結構人気者ですね！

昨日、８時頃会社から帰って来たのですが、
まだ日が暮れ切っておらず、空一面見渡す限り、澄み切った群青色で、
雲の切れ間からのぞく、濁った水色がとても美しく、
視線を真横に移すと、一日の終わりを告げるべく、
空には橙色の帯が広がっていました。
そんな情景の中響く、野球部員の掛け声に、
一人心を熱くしていました。
この様子が上手く伝わったらいいのですが。

東京に住みたいな、
東京は何でもあって便利でいいな、という憧れを日々抱きながらも、
でも、東京に住んだら、空気が汚れているから、
鼻毛は伸びるし、鼻をかんだら鼻水が黒くなるし、
こんな美しい空はそうそう見れないよ、という事で、
釧路も、こんな美しい空が見れるのだから、なかなかいいもんじゃないか、
という結論に落ち着きました。